人とお金の悩みを解決!
みなと元町社労士事務所

求人における年齢差別とは?

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毎日ビジネスブログ No.1534

 

社員を笑顔に変える

頑張る社長の熱血サポーター

 

“奥ママ”こと

奥田 文祥(おくだ ふみよし)です

 

 

経営者の皆さんに

労務のお役立ち情報を発信中!

 

 

 

 

 

 

 

 

日曜日の日経裏1面

「揺れた天秤」は必ずチェック

していますが

 

9日の「戸籍偽造事件」は驚きました

 

 

70歳女性が、実在しない

24歳下の妹の戸籍を作り

 

自分がその46歳妹に

なりすまして就職したというのです

 

 

そんなこと、できるの?

 

 

 

普通なら、実在しない人物の

戸籍など作れるわけがない

 

 

なぜできたのか

どうして発覚したかは

記事に任せますが

 

 

家裁の裁判官や

採用した会社は

70歳をなぜ46歳と信用したの?

 

 

女性は見た目では

年齢がわからないかもですがー

 

若見えする方だったんでしょうか?

 

 

 

 

 

女性の犯行動機

 

年齢差別を感じていたから」

 

 

前職の警備会社は

若い人や男性が優遇されていることを

憤って退職したそうで

 

年齢を“やゆ”されずに働きたかった

そうです

 

 

 

 

 

 

確かに

会話

求職者の採用に当たっては

雇用対策法で年齢制限の禁止

事業主の義務になっています

 

 

なので

 

求人募集は年齢不問だし

書類選考や面接で

年齢を理由に採否を決めるのは

法違反に当たります

 

 

またその方の希望とは関係なく

ある年齢以上はパート採用にするような

 

年齢を理由に雇用形態や職種を

変更することもNG行為です

 

 

 

 

 

例外的

その会社の定年年齢以上の方は

お断りとすることはできますが

 

 

 

求めるべきは年齢ではなく

その人となり能力ですからね

 

 

 

 

 

また当然ですが

 

性別を理由に採用の採否を

決めてはいけません

 

 

こちらは男女雇用機会均等法

厳然と定められています

 

 

 

また合理的な理由がないのに

 

身長や体重、体力を要件にすることも

間接差別としてNG

になっています

 

 

 

最近の裁判では

AGCの関連会社に

総合職にだけ家賃補助制度があったけど

 

この会社の総合職って

ほぼ全員男性だったので

 

これは男女の間接的な差別

にあたるとされて

会社が裁判で負けています

 

「間接差別」って、どういう意味? | 人とお金の悩みを解決!会社の経営体質を強化!みなと元町社労士事務所 (kobe-okuda.com)

 

 

「間接差別」って、どういう意味?

ただ例外的に

 

守衛さんや警備員さんで

防犯を目的にするときは

男性に限るはOK

 

また

 

炭坑内の作業

危険有害業務男性のみの

就業制限は可

とされています

 

 

あっ、

 

助産師さんも当然女性だけ

(産婦人科医は男性もOKですが)

 

 

会話

当たり前のことですが

求人に際してはご注意ください

 

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お問い合わせ

会社名 みなと元町社労士事務所
住所 〒650-0023
神戸市中央区栄町通2丁目4-13神栄ビル502
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定休日 土・日曜・祝日
営業時間 9:00〜17:00
みなと元町社労士事務所のHP

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社会保険労務士

                               
名前奥田 文祥
住まい兵庫県

Profile

1959年 大阪府生まれ その後奈良県にて幼少期を過ごす

大学時代は年間50日以上、山登りに明け暮れる。

1983年4月、製薬会社に就職し、25年間京都~横浜で営業担当(エムアール)として過ごす。

49歳の時に肝臓がんのため手術療養、その5年後再発するも再手術により事なきを得る(37歳時に膀胱がんも経験しており、3度のがん罹患経験)。

肝臓がん罹患後は営業一線を退き、医薬品の副作用調査を業務とする市販後調査部担当者として10年過ごし、定年を前に早期退職。

2019年7月、58歳時に合格していた社会保険労務士として独立開業を果たす。

開業後、社労士として中小零細企業の実情を知る中で、サラリーマンとして36年間勤務していた大企業の労務管理との格差の大きさに驚き、「社員の皆が元気に機嫌よく働ける職場」醸成のための“あるべき労務管理”の必要性を痛感する。

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