毎日ビジネスブログ No.1694
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
内閣が正式にスタートしたせいか
連日のように
厚労省から気になる“改正”方針が
発表されています
発表されたのは3つ
・基礎年金の3割底上げ
・定額療養費制度の負担上限上げ
・厚生年金の106万の壁撤廃
いずれも全国民に
ダイレクトに影響します
それぞれの“改正(方針)”を
かみ砕いてご紹介し、
私見も申し上げたいと思いますが
今日は3つ目の
「厚生年金の106万の壁撤廃」から
15日、厚労省内で
社会保障審議会の年金部会が開催され
この方針案が公表されました
今、連日報道されている「年収の壁」
玉木さんが
所得税103万円の壁引上げを
与党に求められて
関連して
社会保険料の壁(106万円、130万円)の方が
実は大きいことがマスコミ解説されています
「厚生年金106万の壁撤廃」は
まさにこの、ど真ん中のニュース
税金の壁103万よりも
社会保険料の106万壁の方が
社員手取りの落ち幅が大きく
103万円を178万円にしても
社会保険料の壁の影響があって
就労調整は減らないのでは?
という懸念があります
その解決策として
年金部会で厚労省が出した案が
えっ??
これ聞いて
びっくりした社長さん方が
たくさんおられそう
「肩代わり」とは
106万超えると、大幅に
落ちる手取り減を回避すべく
企業がその差額を穴埋めできる
「特例」をつくるそうです
私もびっくりしました
筋が違う
モラルバザードを起こしてる
と思います
社会保険に入るということは
健康保険の傷病手当金の権利がもらえるし
将来年金も増える
ならば
保険料が発生するのも
受益者負担の面からも
当たり前のこと
なのに負担を
受益者に求めない?
ちなみにこれに
会社が対応するなら
労使協定を結ぶ必要があるそうです
ということは
企業義務ではない
「特例活用」という言葉が
出ていますから
逆に言えば
「特例活用」がリクルート上の
メリットとしてアピールできるかも
この動き
この先もフォローして参ります
新しい公表があれば
逐次ご紹介させていただきますので
ご期待ください
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