会社にお金を前借りしたらアカンの？

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毎日ビジネスブログ　No.1533

社員を笑顔に変える

頑張る社長の熱血サポーター

“奥ママ”こと

奥田 文祥（おくだ ふみよし）です

経営者の皆さんに

労務のお役立ち情報を発信中！

徳島の鳴門と言えば

淡路島から大きな橋を渡って

うず潮をみながら入る

徳島県の入り口で

私もよく行く

好きなところなんですが

この会社の名前が

“株式会社 阿波すだち”

いかにも徳島ですが

やってしまったのは

これ、立派な労基法違反なんです

しかも、相手が技能実習生なので

これまでもしていたんじゃないか

と疑ってしまいますが

戦前まで

労働者の雇い入れの際に

支度金の名目で

本人や親にお金を貸し付けて

労働を強制したり

労働者の自由を拘束し

低賃金で働かせて

労働者は

やめたくても辞められない

という事が往々にしてあったので

昭和22年の労基法制定の際に

という意味で定められた法律です

こんなひどいことは

戦前までしかなかった

はずなんですが

近年、外国人労働者が

入ってくるようになって

同じ問題が発生しています

外国の方を雇い入れる際には

NGであることを

事業主さんは忘れてはいけません

もちろん、会社が

労働者にお金を貸すこと自体は

全く問題なく適法です

この天引きは

賃金全額払いの法則

にも反します

会社に借金があるなら

会社はまず給料全額を

その社員に渡し

その上で

借金返済にいくばくかでも

返すなら全く問題ありません

これは、社員が

会社に損害を与えた時

その損害額を

給料から弁済するときにも

応用できます

その社員の給与支給は

現金手渡しにするんです

まずは給料支払い日に

その社員に現金で直接手渡しし

受け取り書にサインを取った後

その社員の手で

月の返済額を現金で返してもらう

もし貴社でこんなことがあれば

使える対処法かもしれません

ご参考になさってください

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