毎日ビジネスブログ No.1606
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
仕事しながら通院する労働者が
全体の4割に達したそうです
20年前は3割いなかったので
随分増えているように見えますが
60歳以上で働く人が
20年前より明らかに増えているので
これは当然かなと思います
記事では、通院理由として
ガンと生活習慣病を並列で書いている
のには違和感がありますが
高齢労働者は当然ながら
血圧も高いし糖尿病も多い
健康診断は20年前よりは
浸透しているだろうから
生活習慣病で薬物療法を受ける人は
当然多くなります
このような社員さんには
定期健康診断と異常が出たときの
対応を会社としてフォローすることが
高齢社員が健康で長く働き続ける
ための支援になります
かたや
癌のほうは、生活習慣病とは違い
“仕事との両立支援”が
会社には求められます
いまや二人に一人は
一生のうちにガンになる時代ですから
70歳まで働く人が増えるなら
当然50歳以降にがんになる社員が
ふえてきますが
その治療内容に応じて
復帰のための支援を
会社は考えておく必要があります
がんと言えば
その治療は手術か化学療法
あるいは放射線療法ですが
以前は入院を必要とするものが
ほとんどでした
でも最近は
外来で化学療法を
受けることができる
ようになっていますし
放射線療法もやり方によっては
日帰りも可能です
このように仕事しながら
通院できる場合
1日か半日の通院休暇制度を
整えておけばいいでしょう
また手術や入院して
薬物化学療法を受ける場合
会社は私傷病休職制度を
用意する必要があります
これは
絶対に会社が整えないといけない
ものではありませんが
社員さんが安心して休めて
治療に専念できる制度です
休職は3カ月とか6カ月の期間が
設定されることが多いですが
がんの治療だと
復職まで半年くらいかかるのが
普通なので
出来れば長めに設定するか
会社が必要と認めた場合は
延長することがある
という例外事項を加えればいいでしょう
御社には、在職中に
ガンになった社員さんはおられますか?
おられたなら、そのとき
会社としてどう対処されましたか?
もし、まだなら
がんのための休職制度も
検討しておきましょう
会社名 | みなと元町社労士事務所 |
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