毎日ビジネスブログ No.1687
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
国民民主党のおかげで
注目の103万円の壁
今やマスコミのネタになって
色んな解説がされています
実は社会保険料の壁の
方が大事やねん!
と言われたりもします
私も社会保険労務士ですので
専門家として
その通りであることは
承知していますが
このいろんな壁の話
100万、103万、106万、130万、
150万、201万などなど
税金の壁と社会保険料の壁が
ごちゃごちゃに混在してるんですね
これ、世の中の人たちには
理解できないと思います
実は社労士の中でも
間違ったことをいう方もいて
難解と言えば難解
この話は
もっとクリアカットに
誰でもわかるように
デザインすべきです
なので、まずわかりやすい
税金の103万の壁の解消から
取り組むのが正解
世間のパート主婦層は
この壁しか見ていませんから
玉木さんも
それをわかっていて言ってるのかな
とも思います
これから
各党との交渉が始まりますが
150万くらいで手を打つか
なんていう
バナナのたたき売り
みたいなことはやめて
178万円目指して
いただきたいと思います
さて、もう片方の社会保険の壁は
社員が51人以上の会社に勤めていたら
社保の壁は106万円
50人以下の会社なら130万円
ですが
この2つの壁、大きな違いがあります
扶養を外れたらー
106万のほうは
月20時間以上働いていたら
その会社の社会保険に入ります
健康保険と厚生年金保険
健康保険は
中小企業なら協会けんぽ
大企業なら
その会社の組合健保です
かたや
130万のほうは
扶養を外れて入るのは
役所が受け付ける
国民健康保険と国民年金保険
で
いきなりその会社の
社保に入るわけではないんです!
その会社の社保に入るには
勤務時間で
正社員の4分の3以上勤務する
ことが条件
なので
130万超えただけなら
市役所に行って
国民健康保険と国民年金の
加入手続きをする必要があります
なんですがー
来年になれば
このややこしい社保の壁を
スッキリさせる改正が
検討される予定です
ひょっとしたらー
例外をなくして
社会保険に労働者全加入
もありえます
そうなれば
就業調整も起きなくなる
お国のホンネは
このあたりかなと思いますが
いかがでしょうか
この先の動き、要注目です
新しい動きがあれば
随時このブログでご紹介します
ご期待ください!
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