毎日ビジネスブログ No.1706
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
いま話題の
所得税103万円の壁
しかも、バイト学生さんは
所得税の壁だけじゃなく
親の特定扶養控除も
103万円までなので
ダブルで大きな壁と
されていますが
この親の壁を引き上げる協議が
自公と国民民主で始まったようです
所得税103万の壁が引き上げられる
だけじゃなく
親の扶養控除の壁も上がっていくなら
学生バイト君は
収入額を気にせず稼ぐことができる
バイト君に頼っている
飲食店にとれば、朗報と言えましょう
これも玉木効果と
言っていいのかもしれません
でも、学生が
そんなに稼いでどうするの
本来は大学で勉強や研究に
勤しむはずなのに
と言うのは古いのでしょうか
また、所得税だけじゃなく
106万/130万の社会保険料の壁も
撤廃方向ですが
それでも週の労働時間を
20時間を超えたら社保に入るという
『20時間の壁』が新たに出てきそうで
社保に入ったばかりの従業員は
手取りが大きく減るから
という話も出てきています
ただ、減る分すべてを
会社が負担するのではなく
会社と従業員の負担割合を
段階的に 9:1、8:2、7:3、6:4、5:5という
ややこしい案が出ているようです
お役人さんは
こういう階段状の案を出すのが
得意なんですね
このややこしいやり方になれば
会社の事務負担もまた増えるので
社労士さんに代行してもらうのが
得策でしょう
最低賃金は5年で1,500円
目指して上がっていくし
(毎年90円ペースです)
パートさんも社保に
いれないといけないし
しかも境界域では
会社が余分に保険料を
出すことになりそうだし
原材料費の高騰だけじゃなく
人件費の上昇も止まりません
これは社長さんの腕が
試されているのかもしれません
値上げも適正にしていって
会社の生産性も上げていかないと
人を雇えなくなる
というか
人をできるだけ雇わないで
済む方法はないのか?
という発想にもなります
今は人手不足ですが
これからの人件費の増大を考えると
これらはむしろ
人の採用を抑制するトレンドに
変わる可能性があります
いつまでも
売り手市場ではない!
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