
毎日ビジネスブログ No.1712
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
日曜日の日経に
という記事が出ています
かつては
女性社員の就業率が
出産適齢期になると
急に落ち込む現象がありましたが
最近は、出産を理由に
会社をやめる方が減ってきました
人手不足の昨今
優秀な女性社員さんを手放すことは
会社にとって大きな損失ですから
産休・育休後も職場復帰できるよう
環境整備を進めている会社が
増えているのでしょう
先日、知人の20歳代のお嬢さんが
派遣社員から正社員登用された
というお話を聞きました
ご結婚はこれからだそうですが
誰もが知る
旧財閥系の大企業なので
福利厚生は日本のトップレベル
子供さん産んでも
ずっと働き続けられます
いずれ70歳まで
働くのが普通になりますから
絶対辞めたらアカンですよ
と、アドバイスしました
新聞記事にもありますが
女性の正社員登用を進める上で
活用すべき制度として
「短時間正社員制度」があります
これを自社で制度導入するには
どうすればいいか
今日はこの話です
まず、正社員の定義は
期間の定めのない雇用契約で
会社の所定労働時間をフルタイム働いて
正社員としての待遇を与えられている社員
ということができます
短時間正社員は
基本は正社員なので
違うのは勤務時間だけです
なので、短時間正社員の定義は
「フルタイム正社員より
所定労働時間が短い正社員」
となります
時間の設定は自由ですが
1週間の労働時間は
社保の要件である30時間は
ほしいところ
よくあるのは
1日の労働時間6時間の週5日勤務
(週30時間)
1日7時間の週5日勤務(週35時間)
でもいいです
この労働時間の定義を
就業規則に定めればOKです
加えて
基本給の設定も
「正社員との所定労働時間に対する
割合に応じて支給する」と明記すればいい
当然、正社員に賞与支給されるとか
毎年決まった月に昇給があるなら
短時間正社員も
全く同じ対応が必要である
ことは言うまでもありません
家庭の事情でフルタイムは
勤務できないという
優秀な女性社員さんを
手放さないためにも
この短時間正社員制度は
導入する価値があります
会社名 | みなと元町社労士事務所 |
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