4月から入学式や入園式で、会社を休めるって本当ですか？

 

毎日ビジネスブログ　No.1756

 

社員を笑顔に変える

頑張る社長の熱血サポーター

 

“奥ママ”こと

奥田 文祥（おくだ ふみよし）です

 

 

経営者の皆さんに

 

労務のお役立ち情報を発信中！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今月15日のブログで

 

と申しました

 

 

さっそく、それって

どんな内容なんですか？

 

とのお問い合わせを

いただきましたので

 

改正点について

早めにご紹介させていただきます

 

 

 

 

 

 

 

これは

小学校に入るまでのお子さんが

病気やケガしたときに

親が看病したり

 

あるいは、お子さんの

予防接種や健診で

親がついていくために

取得できる休暇のことをいいます

 

 

 

取得できる日数は

お子さん1人につき年間5日まで

 

2人以上のときは

年間10日が上限になっていて

 

1日単位、半日単位、

または時間単位で取得できます

 

 

なお、通常は無給ですが

有給にしている会社もあります

 

 

 

子育てをしながら働き続けられるよう

認められている労働者の権利なので

 

会社は従業員が申し出たときは

拒否することはできません

 

 

 

 

 

 

で、4月1日の改正点ですが

 

まず

 

 

 

（どうせなら6年生にすればいいのに）

 

 

 

加えて

 

（3年生までなので、卒業式はありません）

 

 

なので、名称が

「子の看護等休暇」と

“等“が加わります

 

 

 

 

 

 

ということはですよ！

 

 

 

こんな情報は、お母さん方は

会社よりも早くご存知です

 

 

 

 

4月になって

「子どもの入園式に行くので休みます！」

と堂々と言われるお母さんが

たくさん出てきますので

 

なんでやねん！なんて

言ってはいけません

 

 

 

 

ですから、

 

 

 

ただ、無給だと

年次有給休暇を使うと

言われるかもしれません

 

それは従業員さんに

お任せしましょう

 

 

 

 

 

また、もうひとつ

 

 

 

これまでは

“3歳に満たない子”を養育する社員は

請求すれば、所定外労働が免除されますが

 

4月からは、対象になる子の年齢が

「小学校就学前の子」になります

 

 

この点も、就業規則の

改正が必要ですね

 

 

 

 

 

今年はこの4月のあと

10月にも育児介護休業法の改定が

予定されています

 

 

 

お国は、

育児休業取得率を伸ばすため

 

考えられる環境整備を

法律面から支援しようとしています