人とお金の悩みを解決!
みなと元町社労士事務所

定年後再雇用が終わって再就職するとき、失業給付はもらえるのか?

おすすめ記事

LINEで送る
このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket

 

毎日ビジネスブログ No.1850

 

社員を笑顔に変える

頑張る社長の熱血サポーター

 

“奥ママ”こと

奥田 文祥(おくだ ふみよし)です

 

 

経営者の皆さんに

 

労務のお役立ち情報を発信中!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月はハローワークが

1年で一番混む時期で

 

 

わたしたち社労士も

3月末退職の従業員さんの

雇用保険手続きが多いので

 

1日でも早く、従業員さんに

離職票を届けられるよう

急ぎ対応するんですが

 

 

 

65歳で定年後の再雇用期間が満了

3月末で退職された方には

普通の失業給付は出ないことは

ご存知でしょうか?

 

 

 

 

 

通常の退職なら

20年以上勤務していたら

150日分の失業給付の権利があります

 

でも、これは

65歳未満の方の話

 

 

 

 

退職日に65歳になっていたら

もらえるのは「高年齢求職者給付金」

というものに名前が替わり

給付されるのは50日分なんです

 

 

 

会話

ただ、もらい方は一時金なので

まとまった金額のお金が入ります

 

 

 

 

でも、退職後すぐに

別の会社に再就職すると

一時金はもらえないときがあるんです

 

 

 

 

実は先日、このお問い合わせを

いただいたおかげで

 

一時金をもらえない事態は

避けることができました

 

 

 

 

その理由とは?

 

 

 

 

 

まず退職者に

会社から離職票が届いたら

 

すぐにハローワークに

行ってもらってください

 

 

そうすれば、その日から

1カ月以内の日を「認定日」と指定され

この日に必ず来るように言われます

 

 

それで50日分をもらえますが

 

 

 

 

 

もし、認定日までに再就職していたら

50日分はもらえなくなるんです!

 

 

 

 

会話
でも、これを防ぐ方法があります

 

それは

最初にハローワークに行ったとき

 

 

再就職の面接がすぐにあって

採用されたら、早く来てくれと

言われるかもしれない

ことを伝えるんです

 

 

 

 

そうすれば

 

最初にハローワークに行った日から

7日間の待機期間を過ぎた日以降

 

再就職日の前日

ハローワークに来るよう言われます

 

そうすれば給付金がもらえるんです

(面接前に再就職が内定していたらダメですが)

 

 

 

 

例えば

今日4/22にハローワークに行けば

7日間の待機が明けるのは4月29日

 

 

 

でもこの日は祝日で閉庁してるので

4月30日以降に行けばいい

 

 

 

 

 

もし5月1日入社なら

前日の4月30日に

必ずハローワークに行く必要がある

 ということです

 

 

 

 

 

ただし

4/22から4/29までの間に働いたら

給付金は絶対ダメになるのか?

と言われると、例外があります

 

 

 

それは

 

1日の勤務時間が4時間未満なら

働いても大丈夫

なんです

 

 

 

 

 

 

詳しいことは

地元のハローワーク担当者に聞けば

優しく教えて下さいます

 

 

 

会話

御社に定年後再雇用中

の方がおられたら

是非教えてあげて下さい

LINEで送る
このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket

お問い合わせ

会社名 みなと元町社労士事務所
住所 〒650-0023
神戸市中央区栄町通2丁目4-13神栄ビル502
マップを見る
定休日 土・日曜・祝日
営業時間 9:00〜17:00
みなと元町社労士事務所のHP

コメントを残す

           

社会保険労務士

                               
名前奥田 文祥
住まい兵庫県

Profile

1959年 大阪府生まれ その後奈良県にて幼少期を過ごす

大学時代は年間50日以上、山登りに明け暮れる。

1983年4月、製薬会社に就職し、25年間京都~横浜で営業担当(エムアール)として過ごす。

49歳の時に肝臓がんのため手術療養、その5年後再発するも再手術により事なきを得る(37歳時に膀胱がんも経験しており、3度のがん罹患経験)。

肝臓がん罹患後は営業一線を退き、医薬品の副作用調査を業務とする市販後調査部担当者として10年過ごし、定年を前に早期退職。

2019年7月、58歳時に合格していた社会保険労務士として独立開業を果たす。

開業後、社労士として中小零細企業の実情を知る中で、サラリーマンとして36年間勤務していた大企業の労務管理との格差の大きさに驚き、「社員の皆が元気に機嫌よく働ける職場」醸成のための“あるべき労務管理”の必要性を痛感する。

search envelope heart star user close search-plus home clock update edit share-square chevron-left chevron-right leaf exclamation-triangle calendar comment thumb-tack link navicon aside angle-double-up angle-double-down angle-up angle-down star-half status image gallery music video category tag chat quote googleplus facebook instagram twitter rss