
毎日ビジネスブログ No.1862
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
ゴールデンウィークも
残り少なくなってきましたが
5月は休みが多いから
残業時間数の心配は余りないと
残業が多い会社の社長さんは
思われるかもしれません
意外ですが
確かに5月は6月より
労働時間数が少ないですからね
この残業の上限規制
中小企業で始まったのは
2020年4月から
36協定を労基署に出していても
1カ月残業上限は45時間
年間360時間ですが
特別条項付36協定なら
年間上限は720時間になり
1カ月上限100時間未満
複数月平均80時間以下だけど
45時間を超えられるのは年6回まで
となっています
ただし例外の業種がありました
運送業・建設業、そして医師です
でも
この猶予措置も去年で終わり
2024年4月からは
建設業は一般と同じ720時間になり
ドライバーと医師は960時間ですが
医師の場合は
地域医療体制維持のために
知事が指定すれば
上限が1860時間まで増えます
今は丁度1年経過したところで
いよいよ労基署の指導監督が
本格的になりそうな空気ですが
千葉労働局がまさに今年度
建設業と運送業の監督指導を強化する
との方針を発表しました
この動き、千葉に限らず
全国的なものととらえておくべき
と思いますので
オープンになった
千葉労働局の監督指導ポイントを
ご紹介します
去年は始まったばかりだったので
改善に向けた“助言”を主に
していたそうですが
今年は去年の
年間残業時間数が出るので
それを確認した上で
限度を超えていたら
違反として是正指導する方針
で、それだけでは終わらず
その次の年も再監督に入り
改善されていなかったらアウト!
つまり書類送検する
との厳しい方針が示されています
しかも再監督で
ちゃんと改善していても
さらにその次の年にも監督が入り
その改善状態が定着しているかを
見に来るそうです
千葉労働局の
今年の監督目標は4000事業場
とたくさんあります
千葉の運輸・建設の会社なら
まず当たると思っておいた方がいい
貴社はいかがですか?
もし不安があれば
今からでも遅くはありません
急ぎ、対策を講じていきましょう
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