
毎日ビジネスブログ No.1870
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
先日、地下鉄の中で
つり革もって立っていたら
前の女性が、私の隣の方に
席にすわりますか?
大丈夫ですか?
と声をかけられました
よくわからなかったのですが
隣の方は前にヘルプマークを
つけておられていたようで
この方は
次おりますので大丈夫です
ありがとうございます
と言って
降りていかれました
電車や駅・街中でも
よく見るこのヘルプマーク
配慮や援助が必要であることを
周りへ伝えるものなので
外見でわからない障害や
疾患があることを示して
手助けしてもらいやすくなる
確かに、心疾患などは
席を譲ってもらうと
ありがたいですからね
私、このこと
よく存じ上げていませんでした
これからは目配りしないと
と感じた次第です
ちなみに
ヘルプマークを持ってることと
障害者手帳の所持はイコール
ではないのですが
会社経営上、配慮すべきは
障害者雇用率
いま従業員40人以上の
会社に求められている
障害者の法定雇用率は2.5%
そして
障害者雇用をすすめるために
義務付けられているのが納付金制度ですが
来年からこの制度を
改正する検討が始まることを
厚労省が明らかにしました
まず、納付金制度とは?
100人超の会社が
法定雇用率を下回ると
1人当たり月5万円の納付金を
不足している人数分
払う必要があります
例えば200人の会社なら
法定雇用率を満たす人数は
5人なので
2人不足していたら
毎月10万円の罰金のような
“納付金”を払ってるわけです
実は、逆に調整金と言う
ごほうびもあって
法定障害者雇用率をこえて
障害者雇用していたら
1人当たり月29000円
もらえるのですが
先日明らかにされた改正案は
5万円の納付金支払い義務
がある企業の人数要件を
100人から40人に引き下げる!
という話です
一気にそこまで下げるんか!と
びっくりしましたが
この20年、100人未満会社で
法定雇用率を満たす会社は半分もなく
ほとんど増えていないことが
そこまでやる理由のようです
予定では
2027年に法改正だそうで
今後そのための検討が進みます
この通りになるかは不透明で
修正が入ってきそうな気はしますが
流れは変わりません
貴社が従業員40人以上なら
積極的に障害者の方の採用を
進める必要があります
ぜひご検討ください!
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