
毎日ビジネスブログ No.1875
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
のニュースがでました
詳細の検討は
これからだそうですが
子育ての経済的負担を
少しでも軽くするのが
少子化対策ですから
これは当然の方向でしょう
でも、出産一時金というものが
あるはずです
この一時金が始まった趣旨じたいが
子育ての経済的負担をなくすための
ものだったはずでしたが
お産の価格設定が
産婦人科病院の自由裁量なので
出産一時金以上の設定に
する病院が増えてしまって
当初の趣旨からはずれた
状態になっています
2年前に一時金の値段が
42万円から50万円にと
2割も増えたのに
便乗値上げをしたところが
あったのかは分かりませんが
元の木阿弥状態になっています
この差額は、お子さんの
ご両親にかかってきますから
今回の発表は、これから出産を
考えるご夫婦には朗報でしょう
でも、問題はその財源と
どこまで無償化の対象にするかです
今の出産一時金は
健康保険や国民健康保険の
保険料から出ています
一瞬、お産の無償化と聞いて
健康保険料の値下げを想起しましたが
税金から出るわけでは
なさそうなので
財源は今後も、今と同じで変わらないでしょう
ではどう扱うのか?
お産は病気ではないのですが
他の病気と同様に
全国一律の点数制にするのが
簡単です
ただ、これには
産婦人科の先生方が大反対だそうで
その理由は物価高や
原材料費の値上がりだそうですがー
都道府県別の平均出産費用を見ると
東京都が62万円、神奈川県が58万円と
異様に高くなっています
(これに次ぐのは愛知と埼玉の53万円です)
でも、これは別に
最低賃金にパラレルでは
無いことがわかります
大阪府や京都府は
全国平均の51万円より低い
48~49万円だからです
ということは
東京と神奈川が過当競争になって
サービス合戦をし過ぎたせい?
ホテル並みの豪華な食事とか
エステもできる病院もあるそうで
これが出産費用に
入っているのかは分かりませんが
「無償化」でこんな無駄な
サービスは無くなるでしょう
ただ、あまり低い点数設定にすると
お産をやめる病院が増えそうなので
落としどころが難しそうですが
とはいえ
来年のうちにスタートですから
今後どんどん検討が進むでしょう
また動きがあればご紹介していきます
お待ちください
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