子どもと寝てるのは労働時間？

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毎日ビジネスブログ　No.1891

社員を笑顔に変える

頑張る社長の熱血サポーター

“奥ママ”こと

奥田 文祥（おくだ ふみよし）です

経営者の皆さんに

労務のお役立ち情報を発信中！

タイトル見て、何のこっちゃ？と

思われたかもしれませんね

いえいえ、何も

お父さん、お母さんが

お子さんと一緒に寝てるのが

労働時間というわけではないのです

大阪の子ども家庭センターの

一時保護施設でのお話です

夜勤の非常勤職員さんには

真夜中は3時間半の“仮眠”時間を

与えられているのだけれど

保護された子供さんが寝る部屋で

“一緒に”就寝することを

求められていました

で、非常時には

常勤職員への連絡・報告を

義務付けられていたそうです

実際の“非常時”は、年に

数回あった程度だったそうですが

非常勤職員さんから

労基に通報が入り

やはり、この休憩扱いはアウト！でした

休憩とは労働から離れることを

保証されている時間なので

子供さんと一緒に寝ることは

それを保証されていない

いわゆる「手待ち時間」という

労働のために待機している時間は

休憩ではなく

全て労働時間になります

結果、さかのぼって

勤務時間分の時給と

深夜割増手当を支払うよう

労基の指導が出たそうです

この「休憩」については

辞めた従業員さんから

「休憩を十分もらえなかった」と

ハローワークで訴えられることがあります

自己都合でやめたなら

失業給付をもらうまで

待機期間がありますが

このように

「休憩をちゃんともらえなかった」

ということが認められると

待機期間無しになります

実際、私は顧問先で

こんなことがあったのですが

調査官の方も

ハローワークからこんな連絡が来たら

労基としても行かざるを得ない

とおっしゃってました

さて、貴社ではいかがでしょうか

あるいはー

昼休みの電話番は

休憩ではありませんよ！

ぜひご注意ください！

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