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みなと元町社労士事務所

最低賃金審議会が始まった!今年はどこまで上がるか?

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毎日ビジネスブログ No.1930

 

社員を笑顔に変える

頑張る社長の熱血サポーター

 

“奥ママ”こと

奥田 文祥(おくだ ふみよし)です

 

 

経営者の皆さんに

労務のお役立ち情報を発信中!

 

 

 

 

 

 

 

参院選も投票まであと1週間

 

各陣営も選挙運動まっただ中で

こちら神戸三宮元町も党首クラスの

演説が続いています

 

 

 

で、今回の選挙で

石破さんが何度も言ってるのは

 

 

20年代のうちに

最低賃金1500円にする

ということ

 

 

 

今の最低賃金の

全国平均は1055円

 

 

毎年10月に変わるので

2029年10月に1500円にする

必要があります

 

 

今年10月も含めて

最低賃金の変更はあと5回なので

 

逆算すると

(1500円―1055円)÷5回=89円

 

つまり、毎回89円アップ

が必要になります!

 

てことは、今年の10月には

1055+89=1144円!?

 

 

 

でも、上昇率で平均すると

毎年7%のアップ率なので

 

今年でいえば

1055円×1.07=1129円になります

 

1055円から74円のアップ

 

これでも過去最高の上昇額です

 

 

ホンマかいな~

と、中小企業の社長さん方は

卒倒しそうですが

 

これから5年間

毎年こんなことが続きそうです

 

 

 

 

 

 

会話

実はきのう7月11日から

厚労省で「中央最低賃金審議会」が

始まりました

 

 

この会議で、全国平均が決まり

8月にはこの決定を参考に

10月からの各都道府県単位の

最低賃金が決まります

 

 

で、今回は会に先立ち

厚労大臣から要望が出ています

 

 

いわく

 

新しい資本主義のグランドデザインと

「経済財政運営と基本方針」に配意した

 調査審議を求める

 

 

これ、何のことかと言うと

 

今年6月13日に閣議決定した

実行計画と方針

のことでして

 

 

これによると、今後は

 

実質賃金1%上昇

社会通念として定着させる

とされています

 

 

つまり

物価上昇より

1%上回る賃金上昇を定常にする

 というわけです

 

 

 

この実質賃金

 

つい先日も、連続5カ月ダウン

という報道があるくらい

 

少々賃上げしても

物価の上がり方がハンパないので

追いつかない状況が続いています

 

 

これを1%上げるということは

物価上昇が7%なら

賃上げ率は8%必要だということ

 

 

 

政府からは会議には

かなり強いプレッシャーが

ありそうですが

 

 

ホンマ

 

今年の最低賃金はどこまで行くのか?

 

 

 

 

例年なら1カ月程度の

審議を経て決まりますが

今年の決定はいつになるか?

 

 

 

会話

お盆の前か後か?

注目いたしましょう!

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お問い合わせ

会社名 みなと元町社労士事務所
住所 〒650-0023
神戸市中央区栄町通2丁目4-13神栄ビル502
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定休日 土・日曜・祝日
営業時間 9:00〜17:00
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社会保険労務士

                               
名前奥田 文祥
住まい兵庫県

Profile

1959年 大阪府生まれ その後奈良県にて幼少期を過ごす

大学時代は年間50日以上、山登りに明け暮れる。

1983年4月、製薬会社に就職し、25年間京都~横浜で営業担当(エムアール)として過ごす。

49歳の時に肝臓がんのため手術療養、その5年後再発するも再手術により事なきを得る(37歳時に膀胱がんも経験しており、3度のがん罹患経験)。

肝臓がん罹患後は営業一線を退き、医薬品の副作用調査を業務とする市販後調査部担当者として10年過ごし、定年を前に早期退職。

2019年7月、58歳時に合格していた社会保険労務士として独立開業を果たす。

開業後、社労士として中小零細企業の実情を知る中で、サラリーマンとして36年間勤務していた大企業の労務管理との格差の大きさに驚き、「社員の皆が元気に機嫌よく働ける職場」醸成のための“あるべき労務管理”の必要性を痛感する。

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