
毎日ビジネスブログ No.1981
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
今年前半の出生数が
33万9千人と過去最少であることが
厚労省から発表されました
コロナが明けても少子化に
歯止めがかかりません
これは。今やっている
少子化対策では解決にならない
ことを示しています
こうなったら
子どもが生まれたら
国が1000万円のお祝い金を
出すくらいのインセンティブがないと
このトレンドは止まらんのじゃないか
お国は口だけ“異次元”と
銘打ちますが
全く異次元じゃありません
ビックリするような
策をうつのが“異次元”でしょう
1000万円出すことの
是非はともかくですが
それくらいしないと少子化は
解決しないと思います
1000万は言い過ぎにしても
せめて100万くらいは
さて、少子化は日本に限らず
先進国に共通した問題ですが
お隣の韓国は、二ホン以上に
少子化が進んでいて
昨年の出生率は0.75だそうです
日本は1.15で大騒ぎですから
韓国の0.75は深刻
韓国ではこの少子化の理由を
労働時間が長すぎることだとしていて
近年、法定労働時間を
どんどん短くしていています
1週間の法定労働時間は
かつては68時間だったものを
52時間に引き下げ
今は40時間になっていますが
それでも少子化が改善しないので
いま「週4.5日勤務制」の導入が
検討されていて
まず、ソウル近辺の京畿道で
モデル事業を開始して
“比較実験”するそうです
週40時間を減らすために
次の3コースを27年まで試行
1.週35時間制
2.隔週の週4日制
3.週4.5日制
労働生産性の変化と
従業員の満足度を分析して
将来の法改正を考えるとか
なかなか大変ですね
日本と同じように
いかに労働生産性を上げていくか
が課題になりそうで
日本も参考になる試みなので
要注目です
さて
もし貴社が「週4.5日勤務」を
導入するならどうすればいいか?
ですが
かつて日本も
土曜は“半ドン”
つまり週5.5日勤務の時代が
ありましたから
いま土日休みの会社なら
金土日休み
つまり週休3日の週を
隔週に設定するか
金曜日を半ドンにすれば
週4.5日勤務が可能ですね
いや、それでは業務が回らん!
と思われるかもしれませんが
ヨーロッパでは、週休3日導入で
むしろ売り上げや収益が増えた
という例も多く報告されていたり
わが国でも
「就職希望者が急増する!」
という傾向があるようです
人手不足でお困りでしたら
発想を転換して、この週4.5日制
検討されてみてはいかがでしょうか
会社名 | みなと元町社労士事務所 |
---|---|
住所 |
〒650-0023 神戸市中央区栄町通2丁目4-13神栄ビル502 マップを見る |
定休日 | 土・日曜・祝日 |
営業時間 | 9:00〜17:00 |