毎日ビジネスブログ No.1639
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
ここ、神戸元町の中華街では
今日まで中秋節が開催されています
まだ最高気温は30℃ありますが
乾燥した空気が入ってきました
ようやく季節が動きそうですね
動き出すと言えば
来月はじめには、国会で
新しい首相が選出されます
今回は「労働市場改革」の話題を
持ち出した総裁候補がいたので
このブログでも、社労士として
コメントいたしました
中でも
小泉進次郎さんの発言は
わかりにくくて
大丈夫なのかな?
というものでしたので
先週はこのブログに
4日費やしました
その後、進次郎さんも
トーンダウンしたので
これで終わりか
と思っていたんですがー
“追加”の方針を
発表されたようです
いわく
「再就職までの企業による生活支援」
を検討するそうです
解雇規制の緩和という
言葉が先行し
これは解雇を促進させる
政策じゃないかと
批判を浴びたので
より、耳障りのいい案を
出してこられた感があります
TBSニュースによると
失業給付を実際に受けるまで
タイムラグがあるので
再就職まで、企業による
生活支援を検討する
というのですがー
というのが率直な感想です
社労士なら
わかっていることですが
通常、失業して
ハローワークに離職票を出せば
自己都合退職なら
失業給付をもらうまで
2か月間の“待期期間”があります
つまり申請しても
2カ月待たされるわけです
でも、今回話題の整理解雇のような
“会社都合退職”なら
“待期期間”はありません
申請すれば、
その日からの分が
もらえるわけで
進次郎さんが言う
失業給付を実際に受けるまでの
タイムラグはないのです
進次郎さんの言うタイムラグとは
何のことでしょうか?
しかも
企業負担による生活支援とは
なんのことを言っているのか
訳が分かりません
加えて言うなら
数年後の雇用保険法改正では
自己都合退職の
待機期間がなくなる見込み
すでに予定事項なんです
進次郎さんのブレーンには
詳しい専門家は
おられないのでしょうか?
(間違ったことを教えている
ブレーンがいるとしか思えません)
さあ、金曜日はどうなりますか
選出される人によっては
総選挙の投票も考え直さないとな~
進次郎さん
社労士をブレーンに加えること
ご検討ください!
会社名 | みなと元町社労士事務所 |
---|---|
住所 |
〒650-0023 神戸市中央区栄町通2丁目4-13神栄ビル502 マップを見る |
定休日 | 土・日曜・祝日 |
営業時間 | 9:00〜17:00 |