
毎日ビジネスブログ No.1945
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
きのうは、ハルクホーガンさんが
亡くなったことにちなんで
今月一番いいね!がついた
ブログをご紹介しましたが
今日は、いま労務の話題で
「一番気になること」について
お話しします
それは、何といっても
ということです
この失われた30年で
先進国中最下位まで
落ちてしまった最低賃金
まさかの韓国や台湾にまで
抜かれているとは
思いもしなかったのですが
逆に言えば
企業側は“安い労働力”の
おかげで成長してこれた
ともいえるので
もうそろそろ
他の国に追いつかないとと
誰もが感じるところでしょう
先日の選挙で
安い労働力を外国人労働者に
頼っているかのような
主張がありましたが
日本国内では、国籍関係なく
適用される最低賃金額は同じ
しかも
最低賃金レベルで
働いている日本人がとても多い
ので
上の主張は事実誤認です
さて、先週から厚労省内で
最低賃金審議会が開かれ
24日には3回目の
会議があったそうです
が、お国の目標ですので
毎年7%以上上げていく必要が
ありますが
今年はどうなるのか?
単純計算すれば
今の全国平均1055円は
×1.07=1129円になります
幅で74円アップ
去年は52円アップで
過去最高の上げ幅でしたが
今年はそれをはるかに上回りそうです
いくらなんでも
70円も上げないとしても
60円や65円位は上がりそう
となると、1055円に足せば
1115円とか、1120円位には
なりそうです
ちなみに今
1000円を切る県は31県ですが
一番低い951円の秋田県でも
60円足せば1011円と1000円を超えます
ということは、10月には
1000円未満の県はなくなりそうですね
審議会は
企業側の抵抗が強そうなので
ひょっとしたら
例年通りの10月施行ではなく
2~3カ月遅らせる可能性もあるかも
ですが
この賃上げの流れは
止められないでしょう
4回目の会議が
29日に予定されていて
ここで決まるのか
それとも5回目があって
8月はじめまで決定が伸びるのか
いずれにしても、過去最高幅の
最低賃金上げが決まりそうです
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