毎日ビジネスブログ No.1519
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
帝王切開で出産予定日が早まったら
産前休業の開始日も早まるんですか?
こんなご質問を
美容業の顧問先からいただきました
産休を控える社員さんが
おられるんです
元々の出産予定日が
例えば、8月25日なら
産前休業は6週前の
7月15日から取ることができます
ところが
胎児の状況によっては
早く出してあげないといけない
もし、お医者さんの指示で
1カ月早い7月25日に
帝王切開で出産することになったら
産前休業はこの日の6週前の
6月14日から取れる
ということに、なるんですか?
7月15日から休む予定で
引継ぎとか考えていたんですが
6月14日からなら
あと1カ月もなくて
予定が変わって困るんです!
というお話
最初の予定の
7月15日からなのか
はたまた
本当の出産日6週前の
6月14日からか?
私はこれ
本当の出産日の6週前
6月14日からだろ~
と思ったんですが
えっ?
帝切するまで10日しかないやん
と思いましたが
これは昭和26年(古い!)に
厚労省から出された指示で
産前休業の6週間の計算は
「自然の分娩予定日を基準とする」
とされていて
帝王切開で予定日が早まる場合でも
当初の予定日で計算することになる
このように
「医師の指示で、
予定日より早く帝王切開する」
はありうることですので
出産に関しては
先日から
正常分娩を
健康保険の保険適用にする
方向で
検討が始まっています
保険適用にするなら
3割負担ですが
正常分娩に限り
自己負担をゼロにするそうです
これまでだと、出産費用が
出産一時金の50万円を超える病院なら
その差額が自己負担でしたが
保険適用になるなら
妊婦さん自身の自己負担は
無しになります
ただ、今でも
帝王切開は保険適用なので
3割負担が生じていますが
新しい制度では
どうするのか?
正常分娩と同様に
自己負担ゼロにするのか?
26年4月からの
スタートを目指す
そうです
女性の多い職場なら
今後、この話は注目していきましょう
何か動きがあれば
このブログでも情報発信していきます
ご期待ください!
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