毎日ビジネスブログ No.1691
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
公立学校の先生方の
「残業代」が見直されそう
と11月5日に
ブログでご紹介しましたが
財務省がこれに
横やりを入れてきました
おさらいするとー
先生方の業務負担は
私のようなおじさんたちが
子供の頃とは違って
今はめちゃくちゃ増えていて
普通の会社で言えば
毎日残業しまくりというのが
常態化しています
私立学校の先生方には
ちゃんと残業代がついてるのに
公立学校だと
基本給のわずか4%分の
調整手当が付くだけ
つまり、定額働かせ放題の
状態が長年野放しになっていて
メンタルを病んで
休職する先生方が急増
こんなこともあって
教師志望者も減ってきたので
ようやく文部省も
ちゃんとした残業手当に変えようと
動き出したわけです
とりあえず
今の調整給4%分は
13%に引き上げて
その後は世間並みに
残業時間に応じた残業代支給に
もっていこうという予定でしたが
ここに財務省が
横やりを入れてきました
財務省案は
教師の残業時間を
ちゃんと削減出来たら
そこから初めて
調整給を徐々に増やし
残業時間平均が20時間まで減ったら
調整給を10%にしますよ
さらにその後は
時間外手当を払う方向で
検討していきましょう
というもの
一気に行かせない
徐々にー
という姑息な小役人的発想で
おまけに
教師の成り手が減ってるので
文部省は人員増を
求めているのに
財務省の答えはNOで
負担の多い業務の縮減をすべき
というもの
いや、それが難しいから
人員増を求めているのに
専門外がそれを否定するのか
と、きょうは
このニュースで
呆れているところです
こんな体質だから
大蔵省を解体したのに
なんなら
財務省も考えたら?
と思ってしまいます
その担い手である先生方の
働く環境をよりよくしないと
いい教育に結び付きません
このあたりの
大局の判断ができるのは
政治家だけかもしれません
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