毎日ビジネスブログ No.1697
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
今週は厚労省から出てきた
3つの改正案について紹介しています
今日が最後の
について
そもそもの
からお話しします
最近の例ですが
新しい認知症の薬が
年間数百万円もかかる
なんて報道がありました
そんな高い薬なら
一般庶民はいい薬
使ってもらえんやんか!
と、感じてしまいますが
高額療養費制度があるから
そんな心配はないのです
普通なら
医療費は3割負担なので
300万円医療費がかかるなら
90万円の自己負担ですが
高額療養費制度のおかげで
年収に応じて、医療費負担額が
もっと安くなるよう設定されています
負担の上限額は
年齢と年収に応じて
この表のように金額設定されていて
100万円の医療費がかかっても
窓口負担は30万円ではなく
数万円か十数万円で済みます
実際、私も過去に2回
肝臓がんの手術を受けたとき
この制度のおかげで
いずれも“払える金額”の
支払だった記憶があります
(がん保険のおかげで
実質の自己負担はありませんでした)
今回の話は、この
年収ごとの上限額を引上げよう
というものです
確かに最近
新薬開発のコスト高で
画期的新薬の薬価が
とてつもなく高額になることがあり
高額療養費制度のために
お国の公費負担も大きくなって
いるので
この改定は仕方がないかな、と思います
ちなみに
この高額療養費制度
定期的に改訂されていて
最近では2017年に
行われています
私はこの年の
社労士国家試験に
合格しましたが
まさにこの高額療養費制度の
改訂表の出題があったと
記憶しています
厚労省は年内に
今回の議論をまとめたい
ようですが
与党が弱い現状では
野党から横やりが入る
可能性もあって
曲折があるかもですが
順調にいけば
来年のある時期から
あるいは、おそくても
26年からスタートしそうです
社労士試験をお考えなら
この改定案は出題必須と思います
ご参考まで
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