“週20時間“は本当に新しい壁になるのか？？

 

毎日ビジネスブログ　No.1718

 

社員を笑顔に変える

頑張る社長の熱血サポーター

 

“奥ママ”こと

奥田 文祥（おくだ ふみよし）です

 

 

経営者の皆さんに

 

労務のお役立ち情報を発信中！

 

 

 

 

 

 

 

 

きのうまで

 

 

 

 

 

と題して、３日間にわたって

社会保険料の壁のご紹介をしましたが

 

 

実は正確ではないことを

あえて書いている部分があります

 

 

 

それは

社保の１０６万円と１３０万円の

ふたつの壁は撤廃される

という部分です

 

 

 

実は撤廃されるのは

１０６万円の壁だけ

 

 

 

でも、実質的にこの１３０万円も

意味をなさなくなるので

 

クリアカットにするため

あえてこれも撤廃と書きました

 

 

誤解を与えた皆様には

あらためてお詫び申し上げます

 

今日はその理由を申し上げます

 

 

 

 

 

 

 

２７年１０月以降は

 

という勤務時間数の壁だけになると

申し上げましたが

 

 

 

 

 

 

まず

 

 

 

でも

 

 

 

 

つまり、週の労働時間を

１９時間で雇用契約したとしても

年間１３０万円を超えたら

 

パートの奥さんは

ご主人の扶養から外れて

 

自分で市役所に行って

国民健康保険と国民年金保険に入る

手続きをする必要があります

 

 

 

 

では

 

 

 

１３０万円÷５２週（１年）÷１９時間

＝１３１５円７８銭

 

 

そう、時給１３１６円だと

１３０万円を超えることになります

 

 

でも、こんな風に

国民健康保険と国民年金保険に入ったら

保険料は全額自分で払う必要があります

 

 

 

 

 

 

 

もちろん保険料額の算出の仕方は

社保と国民保険は違いますが

そこまで大きな差はありません

 

 

 

 

 

これから毎年

９０円ペースで最低賃金が上がるなら

 

２７年１０月には

今の最低賃金の全国平均１０５５円が

１３２５円と、上の１３１６円を

越えることになります

 

 

 

 

つまり、

ということです

 

 

 

 

それより

勤務時間を少なくする手もありますが

雇う側はそんな人は避けるでしょう

 

 

 

お国はここまで見込んで

２６年と２７年改正を進めている

のかもしれません

 

 

 

いずれ

いやでも社保に入らざるを得ないようになる

ということです

 

壁はなくなります

 

 

 

 

 

 

 

ご準備を！