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みなと元町社労士事務所

育休は2年取れる!はもう間違いです!

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毎日ビジネスブログ No.1881

 

社員を笑顔に変える

頑張る社長の熱血サポーター

 

“奥ママ”こと

奥田 文祥(おくだ ふみよし)です

 

 

経営者の皆さんに

 

労務のお役立ち情報を発信中!

 

 

 

 

 

 

育児休業は今でも

要件を満たせば

最大2年取れますが

 

これまでのように

簡単には認めて

くれなくなりましたよ~

 

というのが

今日のお話しです

 

 

 

 

 

西宮市の待機児童が76人

という記事が、神戸新聞に出ました

 

 

 

そう、記事になるくらい

兵庫県西宮市は待機児童が    

多いことで有名なんです

 

 

なんせ、全国ワースト2位ですからね

 

 

なので

育休延長を“狙う”

お母さんの間では有名で

 

近隣にお住まいなら

わざわざ西宮市に引っ越してくる

ご夫婦もおられます

 

 

 

やりすぎやん、とも思いますが

 

 

育休は2年取れると

当たり前のように言う

一部の方々にすれば

聖地のようなところなんでしょう

 

 

 

西宮市のほうも

努力されているのですが

 

 

想像以上に“保育需要が増えている“

のは、こんな理由もあるようです

 

 

 

 

でもですね

 

 

会話

4月からは、このような

“不純”な育休延長は

認められなくなっています

 

 

 

あからさまな“落選狙い”は

ハローワークでは

認めてくれなくなったからです

 

 

 

4月以降の育児休業給付金申請ですが

 

 

1年や1年半の

育休取得後の延長申請で

 

保育所に入れなかった際の

延長手続きには

 

これまでは

入園保留通知書という

“落選通知”を添付しましたが

 

 

これに加えて4月からは

保育所の利用申込書の

コピーが必要になっています

 

 

また「延長事由認定申告書」という

新しい書類もできていて

これに全て記入が必要

 

 

 

ここには

入所申し込み日と開始希望日に加え

 

 

入所申し込みに際し

 

「入所保留を積極的に希望する旨の

意思表示をしていませんか?」

というトンデモ質問があります

 

 

知人に、これの意味がわからん!

と言われるお母さんがおられましたが

 

 

回りくどい書き方ですね~

 

 

 

これ、間違えて

イ している を選んでしまったら

育休延長は認められなくなるので

要注意です

 

 

また

 

入所内定を辞退したことがありますか?

という変な質問もあります

 

 

これももちろん、

イ 辞退したことがある

を選んだら延長不可になりそう

 

 

 

 

さらにさらに

 

入所申し込みをした保育園の中で

自宅から最も近い施設名と通所時間

 も書く欄があり

 

 

会話

これがもし30分以上なら

その理由を下から選ぶ必要があります

 

 

役所にすれば

なんで近くに保育園あるのに

遠いとこ選ぶねん!というわけですが

 

 

下の選択理由の中に

ア~エのような

それなら仕方がないよね~

というものがあるので

 

 

それを選んでいたら

延長は認めてくれる

“かも”しれません

 

 

いずれにしても

 

ハナから“育休は2年!”なんて言うのは

通用しなくなったということ

 

 

 

会話

御社の社員さんに

“育休は2年取る!”なんて

言ってる方がおられたら

もう通用しないことを

教えてあげて下さいね

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お問い合わせ

会社名 みなと元町社労士事務所
住所 〒650-0023
神戸市中央区栄町通2丁目4-13神栄ビル502
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定休日 土・日曜・祝日
営業時間 9:00〜17:00
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社会保険労務士

                               
名前奥田 文祥
住まい兵庫県

Profile

1959年 大阪府生まれ その後奈良県にて幼少期を過ごす

大学時代は年間50日以上、山登りに明け暮れる。

1983年4月、製薬会社に就職し、25年間京都~横浜で営業担当(エムアール)として過ごす。

49歳の時に肝臓がんのため手術療養、その5年後再発するも再手術により事なきを得る(37歳時に膀胱がんも経験しており、3度のがん罹患経験)。

肝臓がん罹患後は営業一線を退き、医薬品の副作用調査を業務とする市販後調査部担当者として10年過ごし、定年を前に早期退職。

2019年7月、58歳時に合格していた社会保険労務士として独立開業を果たす。

開業後、社労士として中小零細企業の実情を知る中で、サラリーマンとして36年間勤務していた大企業の労務管理との格差の大きさに驚き、「社員の皆が元気に機嫌よく働ける職場」醸成のための“あるべき労務管理”の必要性を痛感する。

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