
毎日ビジネスブログ No.1908
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
という会社も多いのではないでしょうか
私もサラリーマン時代は
いくらもらえるか、楽しみでしたが
先週発表された
帝国データバンクの調査によると
3割の企業で支給額が増えていて
平均支給額は1.8万円増の45.7万円
ただし、これは「正社員平均」
また調査では
賞与支給の有無も調べていて
8割の会社で支給あり
ということは
2割の会社は賞与無し
賞与を出すかどうかは
あくまでも企業判断なので
会社業績が良ければ出すけれど
悪い場合は減額や支給なしもありうる
このことは就業規則に
明記している会社も多いですね
さてこの「賞与(ボーナス)」
今月、会社に資料が送られてきた
労働保険の年度更新手続きでも
保険料計算の対象になっています
労働保険料(労災保険と雇用保険)は
昨年度1年間(4月から3月)に払われた
総報酬額から算出するので
毎月の給料に加え
年3回までの「賞与」も
総報酬額に算入されます
かたや
社会保険の算定基礎届では
賞与は計算の対象外です
というのも
算定される社会保険料は
毎月の給料から引く保険料なので
賞与は関係ないからです
じゃあ、賞与には
社会保険料はかからないの?
決まった率の保険料が
ボーナスから控除されます
でも、賞与から社会保険料が
控除されるようになったのは
平成15年4月からなんです💦
それまでは、かからなかったんですね
なので、賞与を厚くして
社会保険料を減らすことも
合法的にはできましたが
さすがに16年からは
「総報酬制」に代わって
賞与も社保料の算定対象になります
賞与の金額報告は
「賞与支払届」という書類を
年金機構に提出することになっていて
これをもとに会社に
保険料請求が来るというわけです
社長さんにすれば
この時期の賞与支給原資には
頭を悩まされるかもしれませんが
社員さんのモチベーションアップ
には、欠かせないし
リクルート面でも
「賞与なし」は明らかに不利
賞与を支給できる会社であるよう
頑張って参りましょう!
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