
毎日ビジネスブログ No.2024
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
36(サブロク)協定といえば
「時間外労働・休日労働に関する協定」で
これを労働基準監督署に
届け出ておかないと
その事業所では
時間外労働や休日勤務はできません
届け出ていなかったら
残業代や休日手当を
支払っていてもダメなんですが
せっかく届け出ていても
記載内容や数字が違っていたら
無効になって
届け出ていないのと
同じことになってしまいます
最近、運送業や建設業で
新たな時間外労働の
上限規制が適用され
協定書の様式も新しくなった
(分かりにくくなった?)ので
特にこの2業種で
記載漏れや記載ミスによる
無効な36協定の届出が
後を絶たないそうです
このため、神奈川の
相模原労働基準監督署では
「チェックリスト」を作成して
活用を呼び掛けています
このリストには
届け出前に確認すべき12項目
が羅列されていて
これって記入すべき
全ての数字や日付なので
個人的にはあまり
センスがいいとは思えませんがー
特によく抜けがちなのは
“協定の有効期間”と“起算日”
これは私も
やってしまったことがあって
そのときは労基の窓口で
指摘されたので助かりましたが
去年のフォーマットを使って
PC上で作っていたら
去年の数字が入ったままで
新しい日付に書き換えるのを
漏らしてしまいがち
(前年の日付のまま)
これはいま普及している
電子申請でもスルーしてしまうので
(システム上は提出できてしまう)
要注意です
あと、漏れやすいものは
2か所のチェック(☑)です
「時間外労働や休日労働を合算した時間数は
1カ月100時間未満でなければならず
かつ
2カ月から6カ月平均80時間を超過しない」
という長い長い文章のあとの
チェックボックス(☑)と
労働者代表は過半数代表者であることの
チェックボックス(☑)ですが
電子申請では
このチェックボックスは
未記入だと提出できない仕組み
になっています
折角作った届出書を無効にしないために
この☑リスト、活用いたしましょう!
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