人とお金の悩みを解決!
みなと元町社労士事務所

深夜まで働いていたら、残業代はどうなるのか?

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毎日ビジネスブログ No.983

 

社員を笑顔に変える

頑張る社長の熱血サポーター

 

“奥ママ”こと

奥田 文祥(おくだ ふみよし)です

 

➡️➡️➡️ 奥ママのトリセツはこちら ⬅️⬅️⬅️

 

 

 

 

経営者の皆さんに

お役立ち助成金情報を発信中!

 

 

 

 

 

 

 

会話

皆さんはご覧になりましたか?

クロアチア戦!

 

 

試合開始は夜中の0時から

 

 

まあこれくらいなら

最後までテレビ観戦した方が

多かったと思いますが

 

 

 

 

いまワールドカップのおかげで

特需の業界があるそうです

 

 

宅配のピザ屋さん!!

 

 

ドミノピザは対応可能時間を

午前0時まで延長して対応したり

 

ピザハットは深夜営業の

人員を1.5倍増やしたらしい

 

 

 

あるいは

スポーツバーはもちろん

 

パブなんかでも営業時間を

のばしてお客さんと盛り上がった

ところもあったそうです

 

 

 

でも

お店に行かずとも

友達で集まって

 

ビールでも飲みながら

ピザでで腹ごしらえ

 

そんな方も

多かったかもしれませんね

 

 

 

 

我が家も窓の外から

歓声が聞こえたりと

 

集まっている方

結構多かったと思います

 

 

 

 

 

 

さてこの深夜営業

 

出てくるスタッフには

当然ながら深夜割増がつきます

 

 

 

原則22時から朝の5時までの

労働には25%の割増賃金がつく

 

 

これ基本ですね

 

 

 

 

会話

これが残業も伴うなら

さらに割り増しがつきます

 

 

例えば

朝の10時から働いていて

途中1時間の休憩を入れても

夜の7時でちょうど労働時間は8時間

 

これ以降は残業手当の対象で

賃金は25%割り増しです

 

 

 

そしてこのまま

夜の10時を過ぎてもまだ働いていたら

 

10時以降の割増率は

時間外25%+深夜25%=50%

 

 

つまり時給単価は

1.5倍に跳ね上がります

 

 

 

夜遅くまで営業されている

飲食店なんかだとこの5割増し

 

結構あるんです

 

 

 

 

問題はちゃんと正しく

給与計算ができているか?

 

 

これにつきますね

 

 

 

 

 

 

さらに間違えやすいのは

1週間の労働時間

 

 

1日8時間を超えたら

残業が発生する

 

これはどなたでもご存じですが

 

 

1週間の労働時間の合計が

40時間を超えても

越えた分は残業代が発生します

 

 

よくあるのが昔の名残か

土曜日も半ドンで営業されているお店

 

 

月曜から金曜まで毎日8時間勤務して

土曜は半ドンで午前だけの3時間なら

1日8時間を超える日は有りません

 

 

なら残業はゼロなのかと

思われるかもですが

 

1週間の労働時間の合計は

8時間×5日+3時間=43時間

 

なので

 

40時間を超えた

3時間分が残業手当の対象になります

 

 

 

 

これくらい知ってるよ

といわれるなら安心ですが

 

いまもこんな勤務形態で

残業手当が出ていない事業所も

なくはありません

 

 

 

くれぐれもご注意くださいね

 

 

 

会話

弁護士さんが過払い金訴訟のあとに

狙っているのが

この未払い残業代ですから

 

 

 

そのうち

テレビCMが流れる時が

来るかもしれません

 

 

そうなったら

寝た子を起こします

 

今のうちにしっかり整えておきましょう

 

 

 

会話

少しでも不安があれば

奥ママまでご相談ください!

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お問い合わせ

会社名 みなと元町社労士事務所
住所 〒650-0023
神戸市中央区栄町通2丁目4-13神栄ビル502
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定休日 土・日曜・祝日
営業時間 9:00〜17:00
みなと元町社労士事務所のHP

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社会保険労務士

                               
名前奥田 文祥
住まい兵庫県

Profile

1959年 大阪府生まれ その後奈良県にて幼少期を過ごす

大学時代は年間50日以上、山登りに明け暮れる。

1983年4月、製薬会社に就職し、25年間京都~横浜で営業担当(エムアール)として過ごす。

49歳の時に肝臓がんのため手術療養、その5年後再発するも再手術により事なきを得る(37歳時に膀胱がんも経験しており、3度のがん罹患経験)。

肝臓がん罹患後は営業一線を退き、医薬品の副作用調査を業務とする市販後調査部担当者として10年過ごし、定年を前に早期退職。

2019年7月、58歳時に合格していた社会保険労務士として独立開業を果たす。

開業後、社労士として中小零細企業の実情を知る中で、サラリーマンとして36年間勤務していた大企業の労務管理との格差の大きさに驚き、「社員の皆が元気に機嫌よく働ける職場」醸成のための“あるべき労務管理”の必要性を痛感する。

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