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みなと元町社労士事務所

賞与不支給なら、キャリアアップ助成金はアウトか?

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毎日ビジネスブログ No.995

 

社員を笑顔に変える

頑張る社長の熱血サポーター

 

“奥ママ”こと

奥田 文祥(おくだ ふみよし)です

 

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経営者の皆さんに

お役立ち助成金情報を発信中!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冬のボーナス9.7%増 84万円

伸び過去最高

の記事

 

 

 

 

これ日経の日曜日の1面

 

一人当たり支給額は過去第2位

になるらしい

 

 

 

これは企業業績が

好調だからできることで

 

もちろん値上げも

その理由やけど

 

本質的に需要が旺盛で

それにうまく乗った会社が

業績を上げているということ

 

 

 

つまりすでに

コロナ後の回復経済に

入っている

 

 

 

 

ただ

この調査対象は

あくまで上場企業の話

 

 

 

この回復経済に

乗れていない中小企業の中には

未だ厳しいところもあって

 

ボーナスの支給も

ないところも少なくない

 

 

 

という事を、このところ

実感する事柄があるんです

 

 

何かといえば

 

キャリアアップ助成金

正社員化コースの

10月からの要件追加のこと

 

 

今年の10月以降

正社員転換した社員には

 

 

会話

定期昇給+賞与または退職金

約束しなければならない

 

 

 

賞与または退職金って

賞与なしで退職金ありなんて会社は

まずないので

 

 

実質は

 

正社員には

賞与(ボーナス)を

約束しないとダメだよ~

ということ

 

 

 

 

このこと聞いて

キャリアアップ助成金の取り組みを

あきらめる中小の事業主さんが

おられるんです

 

 

あと、定期昇給も

将来の重みになるからと

逡巡される方もおられます

 

 

なので

 

私の実感としては

中手弱小家業の会社には

回復消費の恩恵は

まだいきわたっていない

と感じます

 

 

 

 

ちなみに

 

キャリアアップ助成金で

賞与を約束したのに出さなかったら

助成金は即アウトになるのか?

 

 

会話
これはNOです

就業規則に

例えば

 

 

原則賞与は12月に支給する

ただし本人の業績や勤務態度が

評価に値しないとき

あるいは会社業績が不調な時は

支給を延期したり、支給をしないときがある

という

ただし書きさえあれば

 

 

賞与を支給しなかった理由を

示せばいいんです

 

 

例えば

本人の人事評価表を出して

不振であったことや

 

あるいは会社の業績表を出して

売上げや利益額が去年に比べて

急激に悪くなっているという

 

エビデンスを出せば

アウトにはならない

 

 

 

もちろん本人の成績も悪くなく

会社業績も特に不調でなかったら

賞与不支給の理由にはなりませんから

助成金はアウトでしょう

 

 

 

このように

 

会社業績がしんどくって

賞与支給を見送っても

 

助成金は

即アウトにはなりません

から

会話
ご安心ください!

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お問い合わせ

会社名 みなと元町社労士事務所
住所 〒650-0023
神戸市中央区栄町通2丁目4-13神栄ビル502
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定休日 土・日曜・祝日
営業時間 9:00〜17:00
みなと元町社労士事務所のHP

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社会保険労務士

                               
名前奥田 文祥
住まい兵庫県

Profile

1959年 大阪府生まれ その後奈良県にて幼少期を過ごす

大学時代は年間50日以上、山登りに明け暮れる。

1983年4月、製薬会社に就職し、25年間京都~横浜で営業担当(エムアール)として過ごす。

49歳の時に肝臓がんのため手術療養、その5年後再発するも再手術により事なきを得る(37歳時に膀胱がんも経験しており、3度のがん罹患経験)。

肝臓がん罹患後は営業一線を退き、医薬品の副作用調査を業務とする市販後調査部担当者として10年過ごし、定年を前に早期退職。

2019年7月、58歳時に合格していた社会保険労務士として独立開業を果たす。

開業後、社労士として中小零細企業の実情を知る中で、サラリーマンとして36年間勤務していた大企業の労務管理との格差の大きさに驚き、「社員の皆が元気に機嫌よく働ける職場」醸成のための“あるべき労務管理”の必要性を痛感する。

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