人とお金の悩みを解決!
神戸おくだ社労士事務所

契約期間が終わるからといって、簡単に雇止めしたらアカン!

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みなさんこんにちは

 

助成金への取り組みを通して

会社の体質強化を支援する

 

神戸の

助成金総合コンサルタント

 

“おくママ”こと

奥田 文祥(おくだ ふみよし)です

 

 

毎日800字以上ブログ生活

 

536日目

 

 

 

 

 

 

 

初めての方へ

 

これは助成金専門家の奥ママが

助成金対策が会社の労務管理の

充実につながるとの想いのもと

 

まいにち発信しているブログです

 

 

 

 

 

 

 

先月の超忙しい時期

ある助成金の対応が集中していて

体が二つほしいと思ってた

 

 

 

顧問先の社長さんに会いに行ったら

社員募集に応募してきた方と面談中

 

 

何人か続いていたようで

時間が押していた

 

 

 

しばらくして出てこられた社長さん

 

いやーすいません

お待たせしてしまって

 

なんかいい感じの人やったんで

話込んでしまいまして

 

 

期待以上の方だったそうで

なにより

 

 

 

お聞きすると

インディードで募集かけておられる

 

 

 

めっちゃめちゃ来ますよ

インディード

 

 

奥田さんもそんなに忙しいなら

ヒト雇ったら?

20分くらいで求人かけれますよ~

 

 

 

むむ

少し考えてはいるのだが

 

 

 

やればいいですやんと

メチャ強く勧められました

 

 

 

確かにそろそろ

前に進めんといかんか

 

 

 

 

 

と思ってたら

次の日は別の社長さんから

真逆の相談

 

 

6月1日に入れた従業員に

困っているとかで

 

やめさせられんやろか?

 

 

 

この方

6カ月の有期契約社員

 

 

契約は11月末まで

 

 

こんな場合

いまやめさせることができるのか?

 

 

 

 

答えは

 

まずダメ

 

 

 

有期雇用契約は

よっぽどのやむを得ない事情がない限り

契約期間の途中でクビにはできない

 

 

事業場が水害で流されて

場所がなくなるとか

 

 

その人が犯罪でもしてしまって

警察に捕まった

なんてことがない限り

 

 

 

 

 

その方の何が問題なのか

とお聞きすると

 

社長の前ではネコかぶってるけど

 

裏で他の社員に会社の悪口言って

あおっているらしい

 

 

陰で俺も

悪口言われまくってるんや

 

 

と他の社員から

聞いているそうで

やめさせたいとの事

 

 

この事

本人に注意したか聞くと

面と向かってはしていない

 

 

 

ならばまず

しっかりと面談して

事実関係を確認

 

間違いなさそうなら

その上でしっかり注意する

 

言葉だけではなく

「注意書」も渡して本人の弁を聞く

 

 

この事から始めましょうよ

 

 

 

 

こう言う場合

注意、指導を重ねて記録を残す

 

 

それで改善しなかったら

雇止め

 

 

つまり6カ月満了で

やめていただくのが

いちばん問題が少ない

 

 

 

11月末までだから

10月末くらいに更新はないこと

伝えましょうよ

 

 

それまではガマンですよ~

 

 

 

 

いやそこまで待ってられない

となったら退職勧奨ですが

 

 

注意を重ねても

改善がないなら

 

やめてほしい気持ちをつたえる

 

つまり事業主側からの退職申し入れ

 

 

でもそれを受け入れるかどうかは

その方の判断に任せる

 

決して解雇ではない

 

 

それでやめてくれたら

ありがたい

 

 

 

 

 

キャリアアップ助成金を考慮に入れて

新採用者を有期契約で

雇用することがありますが

 

 

 

有期だからと言って

契約期間終わったら更新せずに

雇止めしたらええやん

 

と簡単に思うのは早計です

 

 

 

 

有期契約社員もやめてもらうには

正社員を解雇するのと同じくらいの

注意点があります

 

 

 

ちなみに上の退職勧奨ですが

キャリアアップ助成金では

解雇と同等とみなされます

 

 

なのでその事案があったら

6か月間は正社員転換はできない

 

 

 

 

むしろ最初の雇入れ時に

正社員として雇用して

試用期間を設定したうえで

 

問題行動があれば

試用期間終了でやめてもらうほうが

スムーズな場合もあります

 

 

 

助成金ありきで考えると

大変な目にあう可能性も

忘れないでおきましょう

 

 

■□■□■□■□■□■□■□■□

助成金活用を通じて

社長さんの『ヒト』と『お金』の悩みをサポート

設備投資も可能にする神戸の専門社労士

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お問い合わせ

会社名 神戸おくだ社労士事務所
住所 〒650-0023
神戸市中央区栄町通2丁目4-13神栄ビル502
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定休日 土・日曜・祝日
営業時間 9:00〜17:00
神戸おくだ社労士事務所のHP

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社会保険労務士

                               
名前奥田 文祥
住まい兵庫県

Profile

1959年 大阪府生まれ その後奈良県にて幼少期を過ごす

大学時代は年間50日以上、山登りに明け暮れる。

1983年4月、製薬会社に就職し、25年間京都~横浜で営業担当(エムアール)として過ごす。

49歳の時に肝臓がんのため手術療養、その5年後再発するも再手術により事なきを得る(37歳時に膀胱がんも経験しており、3度のがん罹患経験)。

肝臓がん罹患後は営業一線を退き、医薬品の副作用調査を業務とする市販後調査部担当者として10年過ごし、定年を前に早期退職。

2019年7月、58歳時に合格していた社会保険労務士として独立開業を果たす。

開業後、社労士として中小零細企業の実情を知る中で、サラリーマンとして36年間勤務していた大企業の労務管理との格差の大きさに驚き、「社員の皆が元気に機嫌よく働ける職場」醸成のための“あるべき労務管理”の必要性を痛感する。

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