違法な引き抜きから会社を守るには？

 

毎日ビジネスブログ　No.1297

 

社員を笑顔に変える

頑張る社長の熱血サポーター

 

“奥ママ”こと

奥田 文祥（おくだ ふみよし）です

 

 

経営者の皆さんに

労務のお役立ち情報を発信中！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日曜の日経社会面に

 

のことが

記事になっていました

 

 

 

 

コンサル業界の話です

 

 

同業他社に転職した元役員が

元部下4人を転職先の会社に

引き抜いたら

 

として前の会社が訴えた

 

 

 

 

どうやら転職前から

この元役員は

会社に不満を持っていて

 

 

部下に一緒に行かないかと誘い

 

 

前会社の貸与スマホの中に

内緒でグループチャットを立ち上げ

情報交換・情報共有していた

 

 

 

このチャットは

退職時に削除したけれど

 

元役員が退職して

4カ月後に、この4人も転職した

 

 

 

 

この場合問題になるのは

 

 

 

知人友人を自社に勧誘するのは

リファラル採用といって

有効な求人手段で

 

会社にしてもその方が

安心度が高いので

私もお勧めしています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のような

内緒で移籍計画を立て

一斉に多数の社員を引き抜く行為は

 

 

 

 

おまけに会社に不満があり

 

というわけです

 

 

 

 

 

さらに会社側は

就業規則などの社内規定に

 

引き抜き禁止を明記し

違反した場合のペナルティも

定めていたし

 

この元役員の退職時に

引き抜きはしないという

退職時誓約書も交わしていた

 

 

 

結果この役員は判決で

5千万円の支払いを命じられ

 

控訴後に和解が

成立しています

 

 

 

 

 

この方は役員でしたが

 

一般社員でも

こんなことをしたら

会社は損賠賠償を請求できます

 

 

 

この事例は

大会社の話ですが