年次有給休暇って、絶対に与えないといけないんですか？

 

毎日ビジネスブログ　No.1550

 

社員を笑顔に変える

頑張る社長の熱血サポーター

 

“奥ママ”こと

奥田 文祥（おくだ ふみよし）です

 

 

経営者の皆さんに

労務のお役立ち情報を発信中！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここ最近

冒頭のタイトルのような

ご相談が続いています

 

 

再掲します

 

 

 

 

従業員さんが少ない会社だと

ひとり休むだけで

代わりのヒト繰りが大変でー

 

 

 

ある少数精鋭主義クリニックの

院長さんの弁です

 

 

確かに休みを取るヒトが出たら

非番の人に出てきてもらうよう

頼まないといけない

 

 

ホンマ、困るわ

 

 

そうですね

お気持ちはよ～くわかります

 

 

 

ただ

 

 

例外的に

事業の正常な運営を妨げる

と認められるときは

 

認めないこともできる

とされていますが

 

 

 

 

 

「それもわかってますがね～」

 

そう、それもお判りの上での発言

 

 

 

ただ、年次有給休暇制度の趣旨は

 

なので

 

 

 

 

 

しかもこの

 

 

なので、去年の年休を

使い切ってなかったら

 

今年付与された有給日数と

去年残った日数の合計が

その方の有休権利日数

 

 

 

たとえば入社して半年後に

10日の有休を与えられた正社員なら

 

その1年後に11日の権利が付与されて

権利日数は合計21日になります

 

 

ほぼ1ヶ月

 

 

 

 

加えて2019年からは

 

となっていて

 

 

取らせてなかったら

一人当たり30万円の罰金

 

社員一人当たりです

3人いたら90万円

 

 

実際はこれだけで

労基が飛んでくることはありませんが

 

 

 

 

 

もし有休取りたいと

急に言ってきて困るなら

 

 

と、ルール化することはできます

 

 

 

人手が少ない中

カツカツで回しているのは

よくわかりますが