会社が「奨学金返還支援制度」を導入するには？

 

毎日ビジネスブログ　No.1589

 

社員を笑顔に変える

頑張る社長の熱血サポーター

 

“奥ママ”こと

奥田 文祥（おくだ ふみよし）です

 

 

経営者の皆さんに

労務のお役立ち情報を発信中！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前年比２倍に急増中

 

 

 

 

 

 

理由は、２つ

 

 

 

 

今の若い社員さんは

高校・大学で奨学金を

もらっていた方が多く

 

いま、返済に

苦心されておられるとか

 

 

 

 

 

 

 

私自身もむかしの日本育英会

今の学生支援機構から

奨学金をもらってましたので

 

会社が代替わりしてくれていたら

ありがたかったな～と思います

 

 

 

 

この奨学金返済支援制度

 

御社がするなら

2つのやり方があります

 

 

一つは「手当支給」

 

毎月、定額の「返還支援手当」を

給与として支給する

 

 

比較的簡単にすることができます

 

 

 

ただこの場合

労働保険料の算定対象になるので

 

会社も本人も

保険料負担が増えるし

本人は所得税も増える

 

 

また給料計算上、この手当は

割増賃金の算定対象にもなりえるので

付随する面倒が増えます

 

 

 

 

もう一つは「代理返還」

 

 

学生支援機構が21年から

実施していますが

 

会社が直接、学生支援機構に

送金する制度で

 

これだと会社に取れば

法人税控除の対象にできるし

社会保険料や税金の対象にもならない

 

 

 

この代理返還は

奨学金によっては使えないものも

あるかもしれないので要確認です

 

 

 

 

 

 

 

 

対象社員がいるなら

 

 

 

また、毎月いくら返していて

何年残っているのかも

 

証書などを確認して

支給額を決める必要があります

 

 

 

 

でも社員さんのアンケートを見たら

この

 

 

 

 

 

ちなみに

 

わが兵庫県や隣の大阪府では

中小企業がこの制度を導入するなら

 

行政から補助金を出す制度が

整備されつつあります