人とお金の悩みを解決!
みなと元町社労士事務所

大幅に最低賃金が上がるなら、どう対応していきますか?

おすすめ記事

LINEで送る
このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket

 

毎日ビジネスブログ No.1655

 

社員を笑顔に変える

頑張る社長の熱血サポーター

 

“奥ママ”こと

奥田 文祥(おくだ ふみよし)です

 

 

経営者の皆さんに

 

労務のお役立ち情報を発信中!

 

 

 

 

 

 

 

 

今月から多くの都道府県で

最低賃金が上がっていますが

 

例外なのが徳島県

 

最低賃金が上がるのは

11月1日からです

 

 

 

 

理由は、おそらくですが

 

今回、全国でダントツの

上げ幅になったから

 

 

ちなみに

 

今年の最低賃金上げは

全国平均で51円上がって

1055円になりますが

 

 

この上げ幅が徳島県は

ダントツの84円!

 

これだけ上がっても

まだ980円ですが

 

 

隣県よりも低いのは

ガマンならん!

ということでしょうか

 

 

 

 

でも、県内の

中小企業に取れば死活問題です

 

悲鳴が上がったんでしょうね

 

 

突然、県から

 

中小企業に支援金を出す!!

との発表がありました

 

 

 

社員一人当たり

正社員5万円、非正規社員3万円

 

1企業当たりの

上限額は50万円で

12月以降に支給されるそうで

 

対象は、時給930円未満から

980円以上に引き上げた企業

と、されています

 

 

 

このあたり、実務上は

線引きがややこしそうですが

 

 

徳島県の事業者さんは、該当するなら

忘れず申請する必要があるでしょう

 

 

 

 

 

でもですよ

 

 

いま石破さんは

 

20年度中に

国の最低賃金を1500円に!

とおっしゃっています

 

 

なぜか、立憲民主党の

新しい公約にも、同じことが

書かれています

 

 

 

働く労働者に取れば

とても耳障りのいい話ですが

 

 

 

 

会社の経営者に取れば

えげつない人件費の増加が

強いられるわけで

 

 

私個人の感想としては

この“20年代に1500円”は

かなり無理ゲーだと思います

 

 

毎年約90円の

最低賃金上げが必要ですから

 

毎年、全国で

徳島ショックが起きるわけです

 

 

 

 

 

もし、これを推進するなら

徳島県と同じように

 

かなり強力な中小企業支援策

併用する必要

があり

 

その原資はどうするのか

という問題にもなってきます

 

 

 

いまある国の支援策は

各種の補助金や助成金ですが

 

 

会話

これらは、賃上げをしても

即、くれるものではありません

 

 

助成金なら、

業務改善助成金がありますが

 

これは設備投資の資金を

あとから3分の2補助

してくれるものなので

 

設備投資しなかったら

なにもお金はおりません

 

 

 

 

まあ、それでも

 

毎年90円アップはムリでも

これまで以上に

賃上げペースは上がっていく

 

 

社保や労働保険の保険料も

賃金とパラレルですから

人件費はもっと上がっていく

 

 

 

社長さんは覚悟すべきでしょう

価格転嫁?設備投資?それともー

 

どうしていきますか?

 

LINEで送る
このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket

お問い合わせ

会社名 みなと元町社労士事務所
住所 〒650-0023
神戸市中央区栄町通2丁目4-13神栄ビル502
マップを見る
定休日 土・日曜・祝日
営業時間 9:00〜17:00
みなと元町社労士事務所のHP

コメントを残す

           

社会保険労務士

                               
名前奥田 文祥
住まい兵庫県

Profile

1959年 大阪府生まれ その後奈良県にて幼少期を過ごす

大学時代は年間50日以上、山登りに明け暮れる。

1983年4月、製薬会社に就職し、25年間京都~横浜で営業担当(エムアール)として過ごす。

49歳の時に肝臓がんのため手術療養、その5年後再発するも再手術により事なきを得る(37歳時に膀胱がんも経験しており、3度のがん罹患経験)。

肝臓がん罹患後は営業一線を退き、医薬品の副作用調査を業務とする市販後調査部担当者として10年過ごし、定年を前に早期退職。

2019年7月、58歳時に合格していた社会保険労務士として独立開業を果たす。

開業後、社労士として中小零細企業の実情を知る中で、サラリーマンとして36年間勤務していた大企業の労務管理との格差の大きさに驚き、「社員の皆が元気に機嫌よく働ける職場」醸成のための“あるべき労務管理”の必要性を痛感する。

search envelope heart star user close search-plus home clock update edit share-square chevron-left chevron-right leaf exclamation-triangle calendar comment thumb-tack link navicon aside angle-double-up angle-double-down angle-up angle-down star-half status image gallery music video category tag chat quote googleplus facebook instagram twitter rss