毎日ビジネスブログ No.1431
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
26日の日経に
興味深い記事がありました
同一労働同一賃金が
2年前から求められようになってから
労働基準監督署と
労働局の雇用環境均等部が連携して
非正規社員の給料の
手当の内容や金額を見て
“不合理な格差“を指導すべく
会社への訪問指導を強化している
というのだ
私も仕事柄
どちらもいくことがありますが
そんな連携をしてるとは思わなかったので
少し驚きました
その“連携“の内容とはー
まず
労基署の定期調査
から始まります
労基署がアトランダムな抜き取りで
当たった会社のあらゆる労務管理の資料を
労基署に持参を求めたり
あるいは従業員や
辞めた社員から訴えがあったら
会社に乗り込んでくることがあります
私も何度か
同席したことがありますが
当たり前にすべきことをしていれば
細かな修正は求められても
大きな問題が指摘されることは
ほとんどありませんが
でも
いい加減な労務管理をしていたら
間違いなくたくさんの
指導と是正を求められます
記事によると
この現地調査のときに
正社員と非正規社員の
給料とか処遇内容を聴取しておいて
その結果を労基が均等室に連絡する
それを受けた均等室が
という流れのようですが
いま、この訪問強化で
労働局の“指導“を受ける会社が
急増しているそうです
“指導”は是正勧告を受けて
正しく是正しておけば
何の問題もないのですが
無視したり
ちゃんと是正していなかったら
なめたらアカンでとばかりに
“送検”される会社が
よくニュースになります
新聞に出ると
会社の信用にかかわりますから
素直に従うのが当然
で、何を今
チェックしに来てるかというと
正社員と非正規社員の
手当の不合理な格差があるかないか
例えば、通勤手当
これは考えてみれば
当たり前ですが
社員が出社するときに
交通費を使っていて
会社が負担するなら
正社員も非正規社員も
差別なく支給しないとイカン
同じようにとらえられるのは
皆勤手当とか食事手当
正社員だけ出すとか
手当の算出式が非正規に不利に
されてるならアウト
主にチェックされるのは
この3つの手当
また
も確認されるそうです
念のため、これらの手当と慶弔休暇
ご確認ください!
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