毎日ビジネスブログ No.1643
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
大阪の近畿産業信用組合って
国内最大の信組だそうですが
11月から、時短勤務制度の
対象を広げるそうです
今のこの信組の時短勤務制度は
“小学校入学前までの子”
を持つ職員は
勤務時間を2時間まで短縮可
となっているそうです
これを11月からは
“小学校6年生まで
(中学入学前まで)の子”
まで拡大
するとか
その理由は「小1の壁」
保育園を利用していたら
親の仕事終わりの時間帯まで
お子さんを預かってくれる(延長保育)
のに
小学校は終わるのが早いし
そのあとの学童保育も
せいぜい午後6時まで
保育園のような延長保育がないので
保育園の時以上に
親は遅くまで働けなくなる
ですから
時短勤務の拡大は
これを解消するもの
と言えます
ちなみに
育児介護休業法では
親の時短勤務ができるのは
今は“子が3歳になるまで“です
が
来年の4月から
“小学校就学前まで”に改正予定
なので、近畿産業信組の取組は
国の施策の先を行くものと言えます
御社も、余裕があれば
独自の制度として、これを導入すれば
喜ぶ社員さんがおられるかもしれません
また来年4月の
育児介護休業法の改正では
「子の看護休暇制度」も
拡大が予定されています
取得目的には
子の傷病看護のほかに
感染症による学級閉鎖や
入学式、卒園式などの
子の行事参加なども加わり
子の学齢も
これまでの小学校入学前までが
小学校3年生まで拡大予定です
3年生まで、とは微妙ですが
これを会社独自のルールとして
小学校6年生(中学入学前)まで
とすることも可能です
このような
会社独自の拡大ルールは
人手不足の昨今
社員さんが会社を辞めにくくするために
有効なものといえます
そのために必要なのが
就業規則にこれらのルールを定めて
従業員代表者の意見書添付の上
労基署に届け出ましょう
時短勤務や子の看護休暇の
会社の独自ルールの拡大
会社名 | みなと元町社労士事務所 |
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