働くシニア年金減を緩和しても、人手不足対策にはなりません

 

毎日ビジネスブログ　No.1699

 

社員を笑顔に変える

頑張る社長の熱血サポーター

 

“奥ママ”こと

奥田 文祥（おくだ ふみよし）です

 

 

経営者の皆さんに

 

労務のお役立ち情報を発信中！

 

 

 

 

 

 

 

 

と報道されています

 

 

 

これでシニアの働き控えが

是正されるとされていますが

 

 

 

これで

高齢者も働きやすくなるんだ

と思うのは、実は間違い

 

 

 

 

 

 

 

コトの中心は

『在職老齢年金制度』

 

 

これ、簡単に言えば

 

という制度なんです

 

 

 

なので

 

と

日経1面に書かれていますが

 

 

 

 

 

在職老齢年金制度のしくみは

 

というルールですが

 

 

勘違いされやすいのは

この「年金額」に

 

老齢基礎年金も

含まれると思う方が多いこと

 

 

 

 

 

例えば、1カ月あたり

老齢基礎年金6万円、老齢厚生年金15万円で

合計21万円の老齢年金をもらってるなら

 

給料30万円だと

30万円＋21万円＝51万円なので

 

越えた1万円の半額5千円が減額される

と思うかもしれませんが

 

 

 

正しくは

給料30万円＋老齢厚生年金15万円

＝45万円なので

この方の年金は減額されない

 

 

 

 

それなら

給料40万円＋老齢厚生年金15万円

なら合計55万円

 

50万を超えた5万円の半額

25,000円が引かれるので

 

この方の老齢厚生年金は

15万円―25,000円＝125,000円

になりますが

 

 

 

 

 

 

 

あるいは

 

 

 

 

まず

 

 

そんなに多くない

 

 

 

 

また月収ですが

 

 

定年後再雇用だと

60歳過ぎたら通常

3割くらいダウンします

 

 

それも

定年後再雇用なので

65歳までしか働けません

 

 

65歳過ぎて働くなら

さらなる給料ダウンを

甘受することになる

 

 

これが世間の実情

 

 

 

 

 

 

ただ、在職老齢年金制度の

上限額引き上げで

喜ぶ方々がおられます

 

 

 

 

社長さんも厚生年金に

入っておられますから

 

月々の役員報酬を

50万円以上に設定していたら

 

 

 

 

でも