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みなと元町社労士事務所

なぜ、会社の“年間カレンダー”を決めておくべきなのか?

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毎日ビジネスブログ No.1743

 

社員を笑顔に変える

頑張る社長の熱血サポーター

 

“奥ママ”こと

奥田 文祥(おくだ ふみよし)です

 

 

経営者の皆さんに

 

労務のお役立ち情報を発信中!

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の年末年始は9連休!

という会社が多いですが

 

会話
今年の年末もそうなりそうです!

 

 

2025年~2026年の年末年始は

土日祝が休みの会社なら

 

2025年12月27日が土曜日なので

2026年1月4日の日曜日まで

9連休になる!

 

 

祝日は元旦だけですが

12月29日~31日の3日間と

1月2日、3日を年末年始休暇にするなら

 

という条件付きですが

そうする会社が多いと思います

 

 

 

 

ちなみに

5月のゴールデンウィーク

 

4月26日土曜から

5月6日の振り替え休日まで

 

途中で有給休暇を3~4日使えば

11連休も可能だし

 

 

 

8月の盆休みも

8月9日から8月17日まで

 

これも有休を組み合わせて

9連休が可能

 

 

 

 

 

会社で年次有給休暇の5日付与

を推進するなら

ここに計画年休を設定しても

いいかもしれません

 

 

 

 

 

 

 

ところで社長さん

会話

御社の今年の年間カレンダー

もう決められましたか?

 

 

 

これがはっきりしていないと

場合によっては未払い賃金が発生する

リスクがあるんです

 

 

 

 

 

どういうことなのか?

 

 

 

 

理由は、残業代の時間単価

その年の年間休日の日数に

左右されるからなんです

 

 

仮に、1日8時間労働の

土日祝が休みの会社で

 

年末年始休暇や夏休みで

年間休日が128日あるなら

 

 

うるう年でない年の

 

基本給30万円の社員の

残業代単価いくらになるか?

(毎月決まった額の手当があるなら

 30万円に加えますが)

 

 

 

算定式は以下のようになります

 

*1ヶ月の所定労働時間の平均は?

(365日-128日)×8時間÷12カ月=158時間

 

ゆえに

賃金の時間単価は

30万円÷158時間=1898円73銭なので

 

これに1.25をかけた

2376円41銭が残業代の時間単価

 

 

 

同様に

休日手当の時間単価は

35%増しになるし

 

深夜勤務手当は

時給単価の25%が上乗せされる

 

 

 

 

つまり

何月何日が会社の休みなのか

を明確にしないと

残業単価が出てこないので

 

 

去年と同じ単価で計算していたら

間違った残業代を出すことになって

未払い賃金が発生しても不思議じゃない

 

 

 

 

またこの区切りは

会社の決算時期に合わせもいい

 

3月決算なら

4月1日から来年3月31日までで

計算すればOK

 

 

 

 

会話

年始に当たり

もう一度、御社の残業単価が

間違っていないか

確認されることをお薦めします

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お問い合わせ

会社名 みなと元町社労士事務所
住所 〒650-0023
神戸市中央区栄町通2丁目4-13神栄ビル502
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定休日 土・日曜・祝日
営業時間 9:00〜17:00
みなと元町社労士事務所のHP

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社会保険労務士

                               
名前奥田 文祥
住まい兵庫県

Profile

1959年 大阪府生まれ その後奈良県にて幼少期を過ごす

大学時代は年間50日以上、山登りに明け暮れる。

1983年4月、製薬会社に就職し、25年間京都~横浜で営業担当(エムアール)として過ごす。

49歳の時に肝臓がんのため手術療養、その5年後再発するも再手術により事なきを得る(37歳時に膀胱がんも経験しており、3度のがん罹患経験)。

肝臓がん罹患後は営業一線を退き、医薬品の副作用調査を業務とする市販後調査部担当者として10年過ごし、定年を前に早期退職。

2019年7月、58歳時に合格していた社会保険労務士として独立開業を果たす。

開業後、社労士として中小零細企業の実情を知る中で、サラリーマンとして36年間勤務していた大企業の労務管理との格差の大きさに驚き、「社員の皆が元気に機嫌よく働ける職場」醸成のための“あるべき労務管理”の必要性を痛感する。

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