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みなと元町社労士事務所

去年、労基の調査を受けていたらー

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毎日ビジネスブログ No.2003

 

社員を笑顔に変える

頑張る社長の熱血サポーター

 

“奥ママ”こと

奥田 文祥(おくだ ふみよし)です

 

 

経営者の皆さんに

労務のお役立ち情報を発信中!

 

 

 

 

 

 

 

 

奈良県は私の出身地ですが

 

 

 

 

奈良労働局が今月に入ってから

私立学校労働時間の適正管理

呼びかけています

 

“当たり前“のことですが

いまさらなんで?

 

 

 

理由は東大寺学園です

 

 

全国トップクラスの

超進学校として有名な学校ですが

 

今年3月に労働基準法違反

学校と校長・事務局長・事務長が

書類送検されるという事件がありました

 

*3/21のブログです

労基署の調査が来たら、そのあとにすべき事とは

 

36人の先生方に

部活動や生徒指導・講習などの

残業があったのに

 

割増賃金を計算せず

残業代が未払いだった

 

 

この事実は令和5年12月の

定期監督調査で発覚し

その時は改善指導を受けていた

 

にもかかわらず

1年後に再調査しても

全く改善されておらず

 

書類送検に至ったという

事件でしたが

 

 

 

 

これを機に、今回あらためて

他の私立学校に、東大寺学園と

同じようなことをしていないか

注意喚起が出たわけです

 

 

 

 

 

そもそもですが

学校の先生には残業がつかない

という話があります

 

 

ただ、これは公立学校の話

 

 

文部省管轄の公立学校の先生方には

確かに残業代は支給されません

 

その代わりに「教職調整額」

月給の4%支給されています

 

 

でも、先生方の長時間勤務が

常態化している現状では

この4%はいくらなんでも少なすぎる

 

ということで

 

近いうちに10%に引きあがる

事が決まっています

(それでも少ないと思いますが)

 

 

 

ところが私立学校でも

この公立学校のやり方を

まねているところが少なくなく

 

今回あらためて

奈良労働局が注意喚起した

ということ

会話

なのでいずれ、奈良県内の私立学校には

重点的に労働基準監督署の調査が入る

と思っておいた方がいい

 

注意喚起されていたのに

全然改善されてなかったら

即、送検になるかもしれません

 

 

部活動や生徒指導、登下校の見守り、

テストの採点といった業務を

労働時間から除外していないか?

ポイントです

 

 

 

 

一般の会社にとれば

これは学校の話なので関係ない

と思いがちですが

 

参考にすべきことがあります

 

 

東大寺学園は労基の監督調査で

改善指導を受けていた

 

にもかかわらず

全く改善していなかった

 

なので、送検されています

 

 

 

つまり

 

労基をなめたらアカンぜよ!

ということ

 

 

 

もし貴社が、昨年やおととしに

労基の調査を受けていて

改善指導をされているなら

 

必ず再調査が来る

と思っておいた方がいい

 

会話

その備えはできているか?

改善しているか?

あらためてご確認ください!

 

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お問い合わせ

会社名 みなと元町社労士事務所
住所 〒650-0023
神戸市中央区栄町通2丁目4-13神栄ビル502
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定休日 土・日曜・祝日
営業時間 9:00〜17:00
みなと元町社労士事務所のHP

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社会保険労務士

                               
名前奥田 文祥
住まい兵庫県

Profile

1959年 大阪府生まれ その後奈良県にて幼少期を過ごす

大学時代は年間50日以上、山登りに明け暮れる。

1983年4月、製薬会社に就職し、25年間京都~横浜で営業担当(エムアール)として過ごす。

49歳の時に肝臓がんのため手術療養、その5年後再発するも再手術により事なきを得る(37歳時に膀胱がんも経験しており、3度のがん罹患経験)。

肝臓がん罹患後は営業一線を退き、医薬品の副作用調査を業務とする市販後調査部担当者として10年過ごし、定年を前に早期退職。

2019年7月、58歳時に合格していた社会保険労務士として独立開業を果たす。

開業後、社労士として中小零細企業の実情を知る中で、サラリーマンとして36年間勤務していた大企業の労務管理との格差の大きさに驚き、「社員の皆が元気に機嫌よく働ける職場」醸成のための“あるべき労務管理”の必要性を痛感する。

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