
毎日ビジネスブログ No.2017
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
自民党の総裁に高市さんがなって
期待されていますが
批判というものは常にあって
正当な批判には誠意をもって
応えていく必要がありますが
揚げ足取りも少なくなく
スルーすべきものもあると思います
何かというと
高市さんが総裁に当選した時に
挨拶で述べた
発言に対する批判です
働き方改革の目玉である
ワークライフバランスを無視するのか
というものですが
ワークライフバランスが
大切なことは
賢明な高市さんは
もちろんお分かりでしょう
批判する人たちは
リアルタイムであの挨拶を
全て見ていたのかしら
高市さんのこの発言は
自分自身のことを
言っておられるだけなのに
どうしてそんな批判になるんだろう
そのあと挨拶した石破さんが
フォローされてますね
全身全霊、国家国民のために
という決意の表れだと思う、と
この石破さんの言葉に
尽きると思うのですが
なぜ変な揚げ足取りをするのか
マスコミには幻滅してしまいます
さて働き方改革といえば
その大きな目標の一つは
長時間労働の削減
36協定を超える残業をさせていたら
当然、その会社は労基署の
指導対象になります
先日、和歌山労基署が
2人の従業員を36協定の
届出時間を超えて働かせていた
として、ガソリンスタンド業者を
書類送検しています
通常は、違反に対しては
「指導」ですが
なぜ、さらに一段上の「送検」に
なったのか
この会社は、月99時間の
特別条項付きの36協定を
労基署に届け出ていて
二人の残業も、99時間を
超えてはいなかったのですが
2カ月平均の残業時間が
80時間を超えていたんです
労基法では
特別条項を結んでいても
複数月の平均が80時間を
超えてはならない
とされていて
この二人の2カ月平均は
81時間と83時間
たった1時間や3時間の
オーバーですが
それでも違反は違反です
これ、初めての指摘なら
指導で済んだと思います
でも、この会社
以前から労基署の改善指導を
複数回受けていたのに
全然改善していなかった
だから送検にまで至って
社名も公表されたわけです
労基署の事業場調査は
抜き取り検査のように
全ての会社にくる可能性があります
そのとき、たいてい不備を
指摘されて指導を受けます
そして翌年とか2年後に
再調査(確認)に来られます
ちゃんと指導に従って改善していれば
何の問題もないのですが
指導を無視していたら
この事案のように
1時間の超過でも送検になる
もし、去年やおととしに
労基署の調査をうけていたら
指導に従って改善対応しているか?
会社名 | みなと元町社労士事務所 |
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