毎日ビジネスブログ No.2054
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
今日も土曜日のNIKKEIプラス特集の
我社に導入してほしい制度ランキングから
第3位の
「がん診断時に100万円支給」について
(大東建託)
今や国民の二人に一人は
一生のうちにがんにかかる時代で
就業年齢が上がってきている昨今では
社員さんががんになるケースも
結構な率で増えています
特に年配になってから
り患しやすいので
会社の主要ポストを占める従業員だと
一時的に業務から離れることになり
そんな時の会社の対応を
前もって決めておく必要もあります
これもある種のBCP(事業継続計画)と
いえるでしょう
私自身もこれまで3回
がんにかかったことがあり
そのたびに会社の復職支援や
がん保険のおかげで
その後もご機嫌さんで
仕事を続けることができました
このランキングにある
「がん診断時に100万円支給」も
私が休んだ時にあれば
ありがたかったと思います


がんで休むということは
体の問題だけではなく
経済的に大きな不安が出てきます
まず休むことで
給料が入ってこない
また
がん治療にいくらかかるのか
わからないので
ご本人もご家族も
めちゃくちゃ不安になります
中には「がん」と聞くだけで
死への不安からでしょうか
治療に専念したいとして
いきなり会社を辞めてしまう方も
おられるので

この大東建託さんの
「がん診断時に100万円支給」は
そんなことを防ぐ効果もあります

大切な社員さんを失わないように
貴社も余裕があるなら
これ、導入する価値が大いにあります

ちなみにですが
ガン治療で安心して休むためにも
会社は休職制度を
明確に定めておく必要があります
何カ月休めるのか
その延長は可能なのかなどです
また長期休むなら
健康保険の傷病手当金がありますから
会社から給料が出なくても
収入ゼロは防げますし
治療でお金がかかるとしても
高額療養費制度がありますから
仮に医療費が100万円かかっても
月の支出は数万円から10数万円ですみます
(その方の標準報酬月額で決まります)

もしガンになった社員さんがおられたら
休むとしても、出費の不安はそれほど
多くないことを教えてあげて下さい
ちなみにですが、17年前の
私の最初の肝臓がん入院のときは
手術したので1カ月入院しましたが

支払ったのは40万円でした
でもそのうち個室料が
30万円位だったので
実質10万円もかからなかったんです

がんになってもお金の心配は少ない!
ご承知おきください
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