毎日ビジネスブログ No.2092
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
今日は何といっても
このニュースですね
いまは160万円まで
あがってますが
26年度からは178万円になります

高市さんの判断とのこと
国のトップが替わっただけで
これだけ一気に動くんですね
去年からの国民民主党の要求が
100%通ったことになります
働く人の8割が恩恵に浴するので
いま選挙すれば自民大勝でしょう
自民が178万を受け入れる代わりに
国民民主党も26年度予算に協力するとか
(この党も与党入りするかもしれない)
来年は間違いなく
衆院総選挙があるだろうから
興味が尽きないところです
さて、去年は103万円だった
税金の壁が178万円になるのなら
これまで103万を気にして
働き控えしていた人は
もう制限を気にせず働けそうですが


106万と130万円の
2つの壁がありますが
106万円は、その会社の
社会保険に強制加入になる壁
でも、先日のブログで述べたように
これはそのうち意味をなさなくなって
年収ではなく
1週間の所定労働時間(20時間)が
新たな壁になりそうですが
今は、この106万円の壁は
社保被保険者数が50人以上の
会社に勤めていた場合の話

50人未満の会社に勤めるなら
問題になるのは130万円の壁
(50人以上の会社でも
所定労働時間が週20時間未満なら
130万の壁が問題になる)
この130万円は
年収実績が130万超えてしまったら
その会社の
社会保険に入るのではなく
従業員本人が市役所に行って
国民年金と国民健康保険に
入らなくてはならない
しかも保険料は
会社の社保加入の場合なら
会社が半分だしてくれるのに
自分で国民年金と
国民健康保険に入るなら
保険料は全額自己負担

なので、絶対に130万超えないように
就業調整(働き控え)せざるを得なくなる
ただ、10年経てば
所定労働時間が週20時間以上なら
会社の従業員数に関係なく
全ての従業員が社保強制加入
になるのですが
そうなるまでは
税金の壁は気にしなくなっても
この130万円の壁はずっと残ります
これ、どうにかならないのでしょうか?
紙面がつきましたので
あすに続けます

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