毎日ビジネスブログ No.2101
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!

と思ったのが
先日、厚労省から発表された
高額療養費制度の改定案
来年の試験とは
社会保険労務士の国家試験のこと
高額療養費制度は
社労士試験の頻出項目でして
改定が無くても出るくらいなので
来年は絶対出る!と思います

社労士試験をお考えの方が
周りにおられたら
是非教えてあげて下さい

去年、いったん
改定案が出たのだけれど
患者団体からのクレームで
石破さんが腰砕けになって
改定できなかったんですが
そこから内容を少し変え
くわえて患者負担に
配慮した措置も加わって
ますます複雑になった改定案です

試験的にはいくつも
ポイントができたので
来年の国試には間違いなく出る
でもですね
去年の石破さんのときの案なら
保険料負担を3700億円も縮減できる
見込みだったのに
今回の案では大きく減って
圧縮額は1600億円ほどとか
現役世代の負担軽減や手取り増には
中々つながらなさそう
今回も患者団体から
クレームが出るようですが
これは彼らの仕事
のようなものなので
相手にする必要はないでしょう
今回の案で、十分
配慮されてますから

高額療養費制度を使えばー
たとえば100万円の
医療費がかかるなら
医療保険は3割負担なので
患者負担額は30万円ですが

その方の年収が
仮に370~770万円なら
たった8万円で済む
つまり、わずか
0.8割の負担で済むという
めちゃくちゃありがたい制度


私自身もがんの手術をした時に
大変お世話になりました

会社の中でも、従業員さんが
入院して手術するケースがあれば
この制度の対象になることが多いので
必ず教えてあげる必要があります
もしその方が知らなくても
病院の方が教えてくれるので
従業員さんから会社に
連絡が来ると思いますが
そんな連絡が来たら
会社がすべきは
「限度額適用認定証」の
申請手続きの”代行”
あるいは“補助”です
これがあれば

最初から、退院時の
窓口負担が0.8割で済みます
(年収370~770万円の場合)
限度額適用認定証がなければ
退院時の支払は3割負担で
あとから差額の2.2割が返ってくる

会社としても
この「高額療養費制度」への
対応ができるよう
準備しておきましょう
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