毎日ビジネスブログ No.1285
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
りそなが“孫休暇”を導入したらしい
今の時代
60や65過ぎても
働くのは当たり前なんで
こんなニーズが出てくるんでしょう
私には
“孫”はいないんですが
同級生たちはよく
自分の子である“親”の代わりに
病院に連れてったりしているし
なんと授業参観にも
行くらしい
ただ気になったのは
記事に
「年次有給休暇の取得促進のため」
と書かれている点
年次有給休暇をとる目的は
労働者が心身の疲労回復を
図るためのもので
会社が決めるものではなく
あくまでも決めるのは
労働者なので
孫休暇取得=年休消化
ではありません
それなら
有給の特別休暇として
孫休暇制度を導入すればいい
この“特別休暇”って
例えば両立支援のための
育児休暇、介護休暇、病気休暇
あるいは
コロナ休暇やボランティア休暇
などなど
その目的がはっきりしていて
会社の自由裁量で作ることができます
それに有給休暇である必要はなく
無給であってもいいし
賃金の半分だけ出すのもあり
こんな特別休暇制度を作って
年次有給休暇と同じように
有給にすることが
支給要件になっている助成金があります
働き方改革推進支援助成金の
労働時間短縮・年休促進支援コース
です
これは設備投資の費用を
補助してくれる助成金です
設備投資の補助なら
業務改善助成金がありますが
社内に最低賃金+50円以内の
社員がいることが条件
でもそんな人がいなければ
その代わりにこの
働き方改革の助成金があります
時間単位年休制度を導入して
さらに有給の特別休暇制度も
導入するなら
最大25万円の助成金があります
この特別休暇には
病気休暇・教育訓練休暇・
ボランティア休暇
コロナ感染症対応のための休暇
不妊治療休暇
が例示されています
いずれこの中に
孫休暇が入るかはわかりませんが
知っておいて、損はない助成金です
会社名 | みなと元町社労士事務所 |
---|---|
住所 |
〒650-0023 神戸市中央区栄町通2丁目4-13神栄ビル502 マップを見る |
定休日 | 土・日曜・祝日 |
営業時間 | 9:00〜17:00 |