毎日ビジネスブログ No.1539
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
公的年金は
受給開始時期を遅らせると
年金額が増える
繰り下げ受給と言いますが
という事実が発表されました
知ってる人は7割以上いるのに
なぜ、たったの2%なのか
記事によると
確かにそのとおり
ご主人が
老齢厚生年金を受給するとき
奥さんが年下なら
年間40万円の年金が
通常の年金に上乗せされる
この上乗せは
奥さんが65歳になるまで続きます
仮に奥さんが10歳年下なら
10年間、老齢厚生年金に
毎年40万円上乗せされるわけです
なので、少々繰り下げて増えても
年間40万円の方が大きい
それでも長生きすれば
やはり繰り下げ受給の方が
90歳以上ならお得になるかもですが
そこまで長生きする自信はないので
固く加給年金を取りに行く
これ、当たり前の行動で
2%はほぼ全て
奥さんが年上のケースだと思います
なので
加給年金制度をなくさない限り
繰り下げ受給が増えないのは当たり前
ところが、ほとんどの方が
知らないことがあります
加給年金は
老齢厚生年金にしか加算されず
老齢基礎年金には加算されません
公的老齢年金は2階建てですね
会社員の時に
社保の保険料を払う老齢厚生年金と
自営業者など
会社員以外の国民が払う
国民年金保険料から出る老齢基礎年金です
なので
加給年金をもらえるのは
老齢厚生年金をもらえる人だけで
老齢基礎年金だけをもらう方には
加給年金は無いんです
ところがなぜか
国民年金にしか入ってなかった人でも
老齢基礎年金を
繰り下げ受給する人はたった3%
おそらくこのことが
知られていないからだと思います
余裕があれば、国民年金の人も
老齢基礎年金の繰り下げを検討されては
いかがでしょうか?
さて私はどうしようと
考えているか申しますと
妻が9歳年下なので
「老齢厚生年金は繰り下げずに
65歳からもらって加給年金ももらい」
かつ
「老齢基礎年金は
70歳か75歳まで繰り下げる」
そうなんです
老齢年金は
厚生年金と国民年金の
2階建てですが
繰り下げは一緒にしないとダメ
というルールはなく
片方だけ繰り下げを選ぶことが
できるんです!
(繰上げは一緒にしないといけない(-_-;)
会社でもうすぐ65歳
という方がおられたら
このこと教えてあげて下さい
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