有休一斉消化日に有休の権利が無かったら？

 

毎日ビジネスブログ　No.1872

 

社員を笑顔に変える

頑張る社長の熱血サポーター

 

“奥ママ”こと

奥田 文祥（おくだ ふみよし）です

 

 

経営者の皆さんに

 

労務のお役立ち情報を発信中！

 

 

 

 

 

 

 

先週5/8に、年次有給休暇の

計画的付与についてご紹介しましたが

 

ある社長さんから

お問い合わせをいただきました

 

 

 

 

確かに困りますよね

 

 

 

今日はこの対応策を

ご紹介いたします

 

 

 

おさらいですが

年次有給休暇の5日取得ルール

が6年前にできて

 

これを守っていないと

会社は罰則を受けるのですが

 

 

このルールの対象になるのは

 

 

 

前年度繰越分をたして

はじめて10日以上になる方は

罰則の対象外なんです

 

 

元から10日も付与されていないとか

入社後、間もないので

1日も付与されていない方も対象外

 

 

 

 

でも、全社一斉消化日を設定する場合

計画的付与の対象になるのは

全ての従業員さんなので

 

保有日数の多寡にかかわらず

会社は休みを与えることになります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず就業規則に

計画的付与することがある旨の

条文を追加する必要があります

 

 

 

というものです

 

 

 

 

でも

 

 

 

その対策として、労使協定を結び

次の一文を加えておきます

 

（仮に、計画的付与を2日設定する場合なら）

 

 

 

 

 

この

ですが

 

2つの対応方法が

厚労省から示されています

 

 

一つは

 

 

もう一つは

というものです

 

 

 

休業手当とは

平均賃金の6割以上の手当を指し

 

平均賃金とは

直近3か月間に支払われた賃金総額を

直近3か月間の総暦日数で割った額ですね

 

 

 

また