毎日ビジネスブログ No.1382
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
今年は年初から
大きな出来事が続きますが
森永卓郎さんが年末に
ステージ4の膵がんだと
公表されています
びっくりしますが
ご本人は意気軒高な様で
もう1冊本を出す!
と気合十分だそうです
ガンも最近は
健診からの早期発見も多く
治療法も進歩しているので
ガンも早く見つければ
十分社会復帰できる時代に
なっています
もし、御社の現役社員から
ガンが見つかった!
という報告を受けたら
これもBCPの一環です
主力社員が癌治療で
抜けたらどうするか
考えておく必要があります
通常、どの会社にも
休職制度があります
病気などが原因で
働けなくなったら
勤続年数に応じて
休職できる期間を
就業規則などで設定しています
この休職の定義や
休職期間の制限については
労基法では
特に定めはないので
よくあるのは
勤続年数に応じて
休職期間を決めるやり方
勤続1年未満なら3カ月
1年以上5年未満なら6カ月
5年以上なら12カ月
というふうに
でも休職理由が病気で
復職が期待できるなら
勤続年数で分けるのは
ナンセンスという考えも
一理あって
一律に3か月とか
6カ月までという設定に
されるケースもあります
ただ、ガン治療を考えるなら
長期の設定にする方が望ましい
抗がん剤治療には
1クールという考え方があって
治療法にもよりますが
1クール1カ月や3ケ月
全体で2~3クール必要な
プロトコルが一般的
となると
最低でも6カ月
できれば、1年くらいの
休職期間の設定も必要かと思います
また
復職後の働き方にも配慮が必要です
最近は
休まなくても通院で
抗ガン剤治療を受けられる
ようにも
なっていますので
就労日に通院できるように
「短時間勤務制度」や
「時間単位・半日単位の年休制度」
あるいは
年次有給休暇は
2年間しか有効じゃないので
も有効です
これらの制度設計は
社会保険労務士が専門です
気になることがあれば
当事務所にも遠慮なく
お問い合わせください!
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