毎日ビジネスブログ No.1551
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
きのう26日水曜日の朝刊は
社労士として大きなニュースが
二つありました
25日のブログでも
お話ししましたが
今年10月から変わる
最低賃金額を検討する審議会が
厚労省で開催され
どうやら今年も
過去最高の上げ幅になる見込み
去年は43円増と
過去最高でしたが
今年は50円アップを目指す
少なくとも、全国平均時給は
今の1004円から1050円に届くか?
くらいの勢いです
物価の方が上がる一方なので
追いつかないとという流れですね
となると、従業員を雇用する
事業主さんに取れば
ますます人件費負担が増えますが
同じ日に、もっと大きな
ニュースが出てきました
私はこっちの
ニュースの方が驚きでした
通常の厚生年金の
加入対象になるのは
正社員の4分の3以上の時間
勤務する法人の従業員と
5人以上の従業員がいる
一部の個人事業ですが
社員数が100人以上の法人だと
週に20時間以上働いて
月に8万8千円以上の給料をもらうなら
厚生年金に入らないといけない
この「100人以上」を
厚生年金の企業規模要件といいます
この100人
今年の10月からは50人にさがり
いずれ20人位に減って
いよいよ人数要件を撤廃するときが
来るだろうことは予想してましたが
高齢化も
予想以上に進みそうなので
年金原資が厳しい
という見込みが
あるのかもしれません
“順調?に“行くなら
年末までに詳細な案ができて
来年国会に出す
となれば、施行は26年か27年から?
週20時間以上の勤務者
となれば
今の雇用保険の加入要件と同じ
になります
あと2~3年すれば
最低賃金は高くなるわ
社保の保険料負担も
グッと増えるわで
人件費が今より
3割位は増える感覚です
事業主さんなら
将来の事業計画を立てるとき
この人件費の高騰を
見込んでつくらないと
絵にかいたモチになります
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