毎日ビジネスブログ No.1746
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
年が明けて、インフルは
どうなったのでしょうか?
満員電車に乗ると
年末のように咳する方は
少ないようには思いますが
というのも
気になるニュースがあります
中国で呼吸器感染症が拡大中だそうで
インドやベトナムにも広がっているとか
ヒトメタニューモウィルス感染症
あまり聞いたことはないけれど
2001年に発見されたウィルスで
乳幼児を中心に感染していて
インフルエンザと症状が似ている
新型コロナ同様
また中国かと思いますが
今月末から春節に入るので
中国からたくさん観光に来られます
それなりの注意は必要
かもしれません
年末からの
インフル・コロナ・マイコプラズマの
トリプル感染拡大で
御社にも休む社員さんが
おられたかもしれませんが
ここでもう一度、
感染者が出たとき、会社が
対応すべき事柄をまとめてみました
まず、社員さんご本人が
感染症にかかったとき
これはもちろん休んでいただきます
無理して出てきちゃダメ
むかしサラリーマン時代に
インフルにかかってるのに
頑張ってるアピールで
真っ赤な顔をして
出社してきた後輩がいましたが
今ではとんでもない
会社で広げられたら
社業が回りません
間違いなく“就業禁止”ですので
このことは就業規則にも
明記しておきましょう
インフルで休んだら
病欠ですから
もちろん給料は出ません
欠勤控除になりますが
こんな場合の有休消化を
会社が認めるなら
社員に取ればありがたい
通常、年次有給休暇は
事前申請が基本ですが
このようなやむを得ない場合は
当日申請もOKと就業規則に
定めておけばいいですね
迷うのは
社員さん本人ではなく
家族が感染したとき
これは社員さん本人に
家族からうつらないように
注意してもらうしかないですが
業務の内容によっては
出社禁止にする場合があります
病医院などですと
院長先生の判断で
本人が感染した“恐れ“が出た時点や
家族が感染した時点で就業禁止に
しておられる施設もあります
この決め事はあくまでも
事業主の自由裁量
ただし、そうした場合
休んだ社員さんは無給ではなく
平均賃金の6割の“休業手当”の
支給が義務付けられています
ので
家族感染でも出社禁止にするなら
この対応を忘れないでください
あ、ご本人が
年次有給休暇なら10割なので
こっちにしたいと言われるなら
それに越したことはないです
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