毎日ビジネスブログ No.1292
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
1ヶ月ほど前にお伝えした
「雇用保険の拡大」の検討が
厚労省内で着々と進んでいるようです
先月お伝えしたキーワードは
の3つでしたが
この中でも
「適用拡大」の議論が
あらためて記事になっています
神戸新聞の記事ですが
おそらく共同通信の配信でしょうから
信頼度は高そうです
いわく、
目標は
パートらの短時間労働者が
加入できるような適用拡大です
このパートさんの加入拡大
って
今は、社保の106万円や
130万円の壁の主役ですが
雇用保険もこの方たちを
被保険者にしようという動きです
社保の適用拡大は
家庭の主婦層が
優遇されてきたことへの
反動かもしれませんが
雇用保険の拡大は逆で
短時間勤務者でも
失業保険や育休給付金の
対象になりうる
ので
保険財政面でも
被保険者が増えれば
ありがたいですからね
で、議論のポイントは
被保険者要件をどこまで拡大するか
です
今は1週間に
常時20時間以上働く方が
対象ですが
これを10時間まで下げるのか
はたまた15時間で止めるのか?
10時間まで下げれば
1日5時間勤務で2日とか
1日3.5時間で3日なら対象になる
ならば
子育てしながら
お子さんが小さい時で
半日位しか勤務できなくても
被保険者になれる
ので
ありがたいと思う方が
多いんじゃないでしょうか
このポイント
中途半端じゃなく
思い切っていいと思います
10時間までバーが下がれば
500万人も被保険者が増える
そうなので
会社の事務方は
忙しくなるかもですが
今は電子申請で
さっとできますから
それほどの負荷でもなさそう
と思いますが
いかがでしょうか?
この適用拡大に伴い
育休明けの時短勤務者にも
従前給与を保証する給付金の創設
も議論されています
この動きも
目が離せないです
これらの動き
ですので
このブログでも引き続き
情報提供していきます
フォロー、よろしくお願いいたします
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