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みなと元町社労士事務所

106万円の壁はなくなるけど、人数要件はどうなる?

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毎日ビジネスブログ No.1770

 

社員を笑顔に変える

頑張る社長の熱血サポーター

 

“奥ママ”こと

奥田 文祥(おくだ ふみよし)です

 

 

経営者の皆さんに

 

労務のお役立ち情報を発信中!

 

 

 

 

 

 

 

連日報道されている

フジテレビ問題

 

 

 

見る気もないのですが

 

 

週刊文春が重大な間違いを

していたことを指摘され

正式訂正を出しています

 

 

 

 

 

同じように、厚生年金保険の

改正案も二転三転

 

 

 

これは話題の103万円の

所得税の壁ではなく

 

106万、130万円の

社会保険料の壁の話です

 

 

 

 

昨年末に

106万円の壁撤廃

厚労省から発表されていて

 

撤廃は26年10月予定

 

 

 

 

となると

 

26年10月からは

 

収入金額は関係なしに

週20時間以上働く

 

従業員51人以上の会社にいるなら

社保加入が義務になる

 

 

 

 

ただし

この51人以上の

企業規模要件

 

当初の発表では

27年10月になくなり

 

 

それ以降は

全ての会社の従業員が

 

週20時間以上働くなら

会社の社保加入が義務になる

 

 

はずでしたー

 

 

 

 

 

ところが、この企業規模要件

 

 

国会上梓案では

 

突然、激変緩和措置として

 

27年10月からの人数要件は

なくならず

 

「21人以上の会社」に替わり

 

完全撤廃は29年10月

なっていました

 

 

 

 

 

 

 

ところがです!

 

この激変緩和措置が

またまた差し替えられました

 

 

 

 

 

今度は

 

26年10月の106万円の壁撤廃は

変わらないけれど

 

 

27年10月からの人数要件は

「36人以上の会社」になり

 

29年10月に「21人以上」

32年10月に「11人以上」と段階を踏んで

完全撤廃は35年10月

 

10年かけて無くすというわけです

 

 

 

 

また5人以上の個人事業所

 

これまでは、29年10月に

週20時間以上勤務なら

全業種が社保加入という話でしたが

 

 

 

こちらも

 

義務化は新規開業のみを対象

にして

 

既存事業所は、義務にはしない

と、一気にトーンダウン

 

 

 

 

 

会話

要は、小規模・零細事業所の

保険料負担増加に

“配慮した“ということでしょう

 

 

 

おそらく

少数野党になった自民党から

「十分に配慮した激変緩和措置を

 求める声が強まった」のかな

と個人的に推測します

 

 

 

 

中小零細や個人事業所の

事業主さんにとれば

ありがたい話です

 

 

 

でも

方向は変わっていません

 

 

先延ばしされただけですので

 

社会保険料負担=人件費

増えていくのは間違いない

 

 

 

会話

この社会保険料の動向は

将来の収益計画に

反映しておきましょう

 

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お問い合わせ

会社名 みなと元町社労士事務所
住所 〒650-0023
神戸市中央区栄町通2丁目4-13神栄ビル502
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定休日 土・日曜・祝日
営業時間 9:00〜17:00
みなと元町社労士事務所のHP

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社会保険労務士

                               
名前奥田 文祥
住まい兵庫県

Profile

1959年 大阪府生まれ その後奈良県にて幼少期を過ごす

大学時代は年間50日以上、山登りに明け暮れる。

1983年4月、製薬会社に就職し、25年間京都~横浜で営業担当(エムアール)として過ごす。

49歳の時に肝臓がんのため手術療養、その5年後再発するも再手術により事なきを得る(37歳時に膀胱がんも経験しており、3度のがん罹患経験)。

肝臓がん罹患後は営業一線を退き、医薬品の副作用調査を業務とする市販後調査部担当者として10年過ごし、定年を前に早期退職。

2019年7月、58歳時に合格していた社会保険労務士として独立開業を果たす。

開業後、社労士として中小零細企業の実情を知る中で、サラリーマンとして36年間勤務していた大企業の労務管理との格差の大きさに驚き、「社員の皆が元気に機嫌よく働ける職場」醸成のための“あるべき労務管理”の必要性を痛感する。

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