人とお金の悩みを解決!
みなと元町社労士事務所

大阪万博に出展するとき、必要な会社の労務手続きは?

おすすめ記事

LINEで送る
このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket

 

毎日ビジネスブログ No.1779

 

社員を笑顔に変える

頑張る社長の熱血サポーター

 

“奥ママ”こと

奥田 文祥(おくだ ふみよし)です

 

 

経営者の皆さんに

 

労務のお役立ち情報を発信中!

 

 

 

 

 

 

 

 

大阪万博の開催は4月13日から

 

 

えっ?もう2カ月しかないやん!

パビリオンできてるの?

 

 

 

なんか、入場券を買うのも

めちゃくちゃ複雑らしいし

どうしようかなー

 

 

 

と、関西人でも思う大阪万博ですが

 

 

 

先日、大阪労働局が出展企業に

労働時間の適正管理を要請しています

 

 

 

 

確かに、出展企業は

正しい労務管理をしていないと

未払い賃金が発生しかねず

 

加えて正しい届出をしていないと

多くの違法行為をしてしまいかねません

 

 

 

 

 

今日は大阪万博に出展するなら

会社としてすべきことをまとめました

 

 

 

 

 

 

大阪労働局の申し入れは

労働時間の適正管理です

 

 

万博で働く人は

開催期間だけ雇用される人

派遣社員としてくる方が多いだろう

ことが予想されるので

 

 

まず

適正な雇用契約結ぶ必要

がありますし

 

 

休館日がないので

 

シフト勤務も労基法を

逸脱しないように組む必要

もあり

 

 

 

正しい出退勤の管理

残業があれば

正しい残業代の計算も求められます

 

 

 

 

それらの基本になるのが就業規則

 

 

これは“事業場ごと”

定めるものなので

 

出展会社の現行の就業規則とは

異なる勤務形態になる場合は

 

 

万博事業所独自の就業規則

定めておく必要もありますし

 

スタッフが10人以上なら

労基署にも届出ておかないといけません

 

 

加えて残業も出るだろうから

 

36協定もセットで労基に届け出です

 

 

 

 

 

 

 

でも、それ以前にすべきことは

 

労働保険雇用保険

適用事業所の届出です

 

 

 

労働保険は事業所を

新たに設置したとき

 

成立届と概算保険料申告書

労基署への提出が

10日以内に求められますが

 

 

パビリオンに事業所を出すなら

万博開催期間だけの

有期の保険関係成立届になり

 

 

これを出していないと

スタッフの労災保険が

担保されない恐れがあります

 

 

 

 

雇用保険のほうは

適用事業所設置届

 

こちらも10日以内に

ハローワークに出す必要があります

 

 

 

 

会話

もちろんこのとき

週20時間以上勤務予定の

スタッフの方の

雇用保険被保険者になる

資格取得届もセットで出します

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしょうか?

 

 

開催の準備自体が危うい

大阪万博ですが

 

 

会話

万博に出展するなら

会社として労務関係の準備

しっかりしておきましょう!

 

 

LINEで送る
このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket

お問い合わせ

会社名 みなと元町社労士事務所
住所 〒650-0023
神戸市中央区栄町通2丁目4-13神栄ビル502
マップを見る
定休日 土・日曜・祝日
営業時間 9:00〜17:00
みなと元町社労士事務所のHP

コメントを残す

           

社会保険労務士

                               
名前奥田 文祥
住まい兵庫県

Profile

1959年 大阪府生まれ その後奈良県にて幼少期を過ごす

大学時代は年間50日以上、山登りに明け暮れる。

1983年4月、製薬会社に就職し、25年間京都~横浜で営業担当(エムアール)として過ごす。

49歳の時に肝臓がんのため手術療養、その5年後再発するも再手術により事なきを得る(37歳時に膀胱がんも経験しており、3度のがん罹患経験)。

肝臓がん罹患後は営業一線を退き、医薬品の副作用調査を業務とする市販後調査部担当者として10年過ごし、定年を前に早期退職。

2019年7月、58歳時に合格していた社会保険労務士として独立開業を果たす。

開業後、社労士として中小零細企業の実情を知る中で、サラリーマンとして36年間勤務していた大企業の労務管理との格差の大きさに驚き、「社員の皆が元気に機嫌よく働ける職場」醸成のための“あるべき労務管理”の必要性を痛感する。

search envelope heart star user close search-plus home clock update edit share-square chevron-left chevron-right leaf exclamation-triangle calendar comment thumb-tack link navicon aside angle-double-up angle-double-down angle-up angle-down star-half status image gallery music video category tag chat quote googleplus facebook instagram twitter rss