毎日ビジネスブログ No.2067
社員を笑顔に変える
頑張る社長の熱血サポーター
“奥ママ”こと
奥田 文祥(おくだ ふみよし)です
経営者の皆さんに
労務のお役立ち情報を発信中!
いま「大転職時代」だそうです
人手不足なので売り手市場
CMもたくさん流れているように
よりよい条件を求めて
転職するのが普通になっています
賃金面だけでなく
人事労務面からの不満から
転職を考える方も多いようなので
当たり前の労務管理が
求められることは
言うまでもないのですが
片や
転職時に前の勤務先の
秘密情報を持ち出す事例が
後を絶たない

警察庁によると
営業秘密侵害事犯は
10年前の3倍増
転職ではなく
起業する場合も同様で
つい先日も、引越会社を退職して
同業社を起業した元社員が
前勤務先の顧客情報を持ち出したとして
不正競争防止法違反で
逮捕されています

記事では、退職社員の情報取得を
制限する対策が必要とされていますが

その前にすべきは、入社時に
秘密保持誓約をとることです
入社時は、身元保証書や
通勤経路申告書、銀行口座振込依頼書
といった書類提出を会社は求めますが
これらと一緒に「誓約書」を取ります
この中に秘密保持条項も
加えておけばいいでしょう
どんな情報が
秘密情報になるかと言えば
自社製品の技術や
企画開発に関することや
販売戦略や顧客情報
そして人事管理や
財務に関する社内情報
社員は仕事をするうえで知った
業務上の秘密情報を
ほかに漏らしてはいけない
という内容でして

これは、在職中はもちろん
退職後も守秘義務として求められます

これら「秘密保持義務」は
就業規則の服務規律の中に
入れておくべきものですので
もしまだでしたら
急ぎご対応ください
また念のため、

退職時にも守秘義務を求める
誓約書を取っておくべきでしょう
以前、ある会社の
就業規則作成のとき
「ノウハウ持っていかれたんですわ!」
とお嘆きの社長さんもおられました

そんなことが無いよう
入退社時の誓約書は有効です
是非お取り組み下さい!
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